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禅 ZEN
GYAO!タイトル情報より引用させていただきます。
喜びも苦しみも涙も…。あるがままに。
750年前の乱世の鎌倉時代、困窮する人々やいくさで滅ぼされた怨霊に怯えるときの権力者の苦悩を自らもひとつになって受け止めていった孤高の人・道元禅師。彼によって導かれた禅ZENの教えは今なお人々の心に輝き、その光を失わない。
「禅 ZEN」は昔、ツレと映画館で観た。
かなり話題になった映画で、ツレも感激を口にしたが、おれは「なんだあんなもん」と思ったし、そう言った。
仏法の核心を、まったく描いてないと思ったからだ。
今回、十数年ぶりに再視聴した。
この映画は仏法の周辺エピソードを丹念に描くことで、逆に描き難い核心の存在をおのずと浮かび上らせてる。これが物語の力一杯の方術だと気づいた。
昔のおれは、無いものねだりしてたんだ。