六日のあやめ

「罠の戦争」第5話 感想

「罠の戦争」第5話
~選挙開幕下克上で真相暴く!~

タイトルバックモノクロ鷲津、憂いのある表情で素敵!
今回描かれた選挙戦でのあれこれ面白かった。
選挙運動期間中お客様への飲食物提供(お茶、お菓子、果物だけ可)は違反っていうのはどこかで聞いたことあったけど、秘書が友達に牛丼おごって話の流れで選挙のこと口にするだけでもアウトなのかぁ。
スパイを疑われた蛯沢くんが牛丼代返してもらってきたシーン良かった!
それにしても、牛丼380円×何人かの食事代がアウトで、県議に活動費(表向きは)として渡すお金は合法、市会議員に票集め依頼するお金はグレー(表沙汰にならなきゃいいby鶴巻幹事長)って、なんだかなぁ。

千葉県警に調べられた貝沼さんが持ってた封筒はお金じゃないだろうとわかったけど、市議とりまとめ役は票集め依頼のお金をもらうのは当然と思ってあの場にいただろうから、鷲津の本位でなくても鶴巻幹事長からの500万円使うしかなかったと思う。
終盤病室での「自分が嫌々やってたこと今度はやらせる側になった」という言葉は胸をつかれた。

中傷ビラのネタを流していたスパイを逆手にとっての展開が爽快!
猫田秘書との対峙、見応えあったー。
蛯沢くんたちに「実際スパイ仕込むことも珍しくない」って言ってた鷲津、自分もそうだったんかーい。(笑)
可南子さんが気付いた(さすが!)猫田仕込みのスパイというかおしゃべりきな子さん(役名わからず^^;)がその後も鷲津陣営で楽しそうにいるし、当確時も凄く喜んでいたのは笑った。

選挙戦最終日。
渋滞で街頭演説に遅れる鷲津「つないでおきましょう」鴨井大臣の頼もしさ。
鴨井大臣も何か怪しい感じはあるけれど「私も個人攻撃を受けてきた。何を言われたって全然平気…なわけない。」「少しでもこの国を良くしたい。」
信じたい気持ちになるなぁ。

そして鷲津の演説。鰐淵さんからのアドバイス地域経済再開発のことではなく「私はずるい大人でした。」と話しはじめる。
「息子に誇れる人間になりたい。強いものにも向かっていける正しい道をつき進もうとする代議士になりたい。」「力を下さい、それを糧に腐敗した権力と戦います。」
犯人探しと復讐のためだけの出馬は複雑だけど、この演説はやっぱりグッときた。
その後病室シーンでわかるのが、演説時に泣いたのは、犬飼大臣だったら、と考えてのことだった、なるほど。

当確出たシーンは、落選はしないはずと思いながら見てた自分も大喜び。(笑)
貝沼さんと蛯沢くんが抱き合っているのも良かった。
でも蛍原さんの報告書隠しが不穏。

隠蔽の指示を出した人物は、鷲津が疑っていた竜崎総理ではなかった。
幹事長の名前が出て驚愕の鷲津、そのときの眼が凄くて圧巻!

公式サイトの画像↓中傷ビラ見ててもカッコいい!

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