六日のあやめ

読書記録('19.12月分と今年の読書数)

<2019年読書数>
初読(37)+再読(33):70冊、コミック3冊

今年は本屋大賞受賞きっかけで瀬尾まいこ先生の作品を初めて読んだ。
5作品を読み、受賞作の「そして、バトンは渡された」より「あと少し、もう少し」の方が私は好きだった。
今年は余裕なかったけど他の作品も今後読んでいこうと思う。

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’19.12月読書記録
初読4作品(6冊)、コミック1作品(2冊)
読書メーターより

12/23【ちはやふる(43) (BE LOVE KC)/末次 由紀】
前巻での荷物入れ替わりで千歳が着物を自分で届けることにウルウルだったのが、今回さらに感動の姉妹愛。お守りのことわかって感涙、千歳は憎まれ役っぽかったけど本当は妹の気持ちを大切にしていたお姉ちゃんだったことが嬉しい。
周防さんのご身内をお迎えして千歳と原田先生も助ける太一の活躍良かった!
クイーンしのぶちゃん強過ぎだけど第二試合は千早に希望ありそう、次巻が楽しみ。

12/22【ちはやふる(42) (BE LOVE KC)/末次 由紀】
7月発売だったのに忘れていて次巻発売で気付き慌てて買った。(^^;
名人位・クイーン位決定戦前夜祭、千早のスピーチと、先輩クイーン?の言葉「あの子たちの番に間に合ったのよ」が感動的。ウィキを見たら現実でのクイーン戦5番勝負変更は今年2019年だったらしい、実際にはどんな経緯で変更になったのかな?
今回もかなちゃん素敵、大盤係が後輩になって悔しがったり応援に行くことを勧めるかなちゃんのお母さんも最高!
キョコタンを呼ぶ周防さん大声に私もビックリ。(笑)

12/20【彼方のゴールド/大崎 梢】
千石社シリーズ、今回はスポーツ総合誌。前作「スクープのたまご」で日向子の同期として登場していた明日香が営業部から異動。彼女の編集者としての成長、各章での登場人物たちの想い、明日香の幼なじみ2人のその後、どれも爽やかな着地になってて気持ちいい。
私は実際のスポーツ誌を読むことはあまりないけど、自分が大ファンである草なぎ剛さんがパラスポ選手と対談したとき「Number」を買った。本作で登場したスポーツ選手たちの苦悩やひたむきさに感じ入りながらも、パラスポーツのことも扱って欲しかったと思う。

12/17【この世の春(下) (新潮文庫)/宮部 みゆき】
石野、半十郎、多紀が五香苑を留守にしたのが心配だった。石野は、脇坂が寄越してくれた者なら信用できるというけれど、私は脇坂に良いイメージ少なくて、栗木が重興たちをちゃんと守るか不安だったのが杞憂でほっとした。栗木のキャラは結構好き。
恐ろしいことの全ては挟間の親娘2人だけによるものだったのか?黒幕がいるのでは?と思ってしまうけれど、重興がしっかり自分を取り戻すことができて良かった。
ラストが五香苑ではなく出土村で墓参りをする金一とじっちゃだったことと、生き物が戻ってきたことやタイトルの言葉が感動的。

12/14【この世の春(中) (新潮文庫)/宮部 みゆき】
半十郎が思いがけず(失礼)名探偵!男の子たちが神隠しにあったことを探り当てる。
五香苑では湖に小さなしゃれこうべ。
ほぼ謎が解けるけれど、まさか新九郎が…上を読んだときは多紀たちとずっと関わるのだろうと思っていたのに、真実がわからないままで無念だったと思う。
恐ろしさいっぱいの中、飛足としげの登場に和む。

12/12【この世の春(上) (新潮文庫)/宮部 みゆき】
冒頭から緊迫感凄い!ぐいぐい引き込まれる。
伊東成孝(新九郎)が多紀の父各務数右衛門の人柄を知った出来事が印象的で「国というものは百姓で保っているのだ」と決裁した伊東に私は好感持ったから、一之助を連れて逃げた乳母が斬罪に処されたことが酷すぎると思った。
出土村の惨事と、石野と脇坂が隠していた(気持ちは理解はできるけど)出来事が恐ろしい。
子供となっている重興に接して、その子供は新九郎の言っていた死霊ではないと感じた多紀は鋭い。
白田医師の診立てに納得。

12/9【カエルの小指 a murder of crows/道尾 秀介】
「カラスの親指」が道尾作品の中でも特に好きで、続編が出ると知ったときは嬉しさの中に、テツさんがいなくてどんな内容になるのかな?と実は複雑な思いもあったけど、あれから10年と少し後、なるほど、こうなったのねー、と満足感大きい。チョンマゲもシニアの年代になっても元気そう。
鉄平くんのキャラ好き、隔世遺伝凄い!
続編としてキョウの登場に納得で、タケさんが信じる奇跡がおこりそうなラストもほっとしたけど、まひろのその後が気になる。

12/3【倒れるときは前のめり ふたたび/有川 ひろ】
本作検索時に“浩”がひらがなになってるのは何故だろう?と思いつつ特に調べないままだった。“ペンネーム変えます”のお話にほっこり。
『シアター!』を完結させることを現状で断念、ということを初めて知ってビックリ。私は何も知らず続編待ってた大好きな作品で残念だけど、有川先生のお気持ちのままに、と思う。
特別収録小説が今回も嬉しい。 「彼女の本棚」は前作と対の楽しさ。 「サマーフェスタ」は切なさに涙、おもてなし課で成長する前の掛水くんらしい過去と思う。

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<義母介護メモ>
病院:12/11(Y)、12/19(K:風邪気味でデイを休んで受診)
*4週1飲:ボノテオ錠
ケアマネさん来訪:12/9
堤さん:12/8

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