『ヴェニスの商人』
東京公演【日本青年館ホール】
24.12/15(日)マチネ:1階L列上手
24.12/16(月)マチネ:1階H列下手
(観劇予定)
(京都劇場:24.12/28(土)ソワレ)
(御園座:25.1/8(水)マチソワ)
高校時代演劇部で、モリエール、イプセン、チェーホフ、そしてもちろんシェイクスピアを読んでいた。
東京公演【日本青年館ホール】
24.12/15(日)マチネ:1階L列上手
24.12/16(月)マチネ:1階H列下手
(観劇予定)
(京都劇場:24.12/28(土)ソワレ)
(御園座:25.1/8(水)マチソワ)
高校時代演劇部で、モリエール、イプセン、チェーホフ、そしてもちろんシェイクスピアを読んでいた。
「ヴェニスの商人」は児童書でも読んでいたかもしれない。法廷シーンが一休さんのとんち的で面白くて痛快だった記憶が大きいけど、観劇前に予習で戯曲読んだら印象違った。
ユダヤ人への差別は酷すぎると思うし、裁判後ポーシャの種明かしのやり方が不快に感じて、その気持ちは観劇してさらに大きくなった。
この舞台の訳は松岡和子さん、私が買ったのは角川文庫で河合祥一郎さん訳だけどいくつかの言葉が少し違うだけでほぼ同じだと思う。
シェイクスピアの長くて難しい台詞は自分では読みにくいのに、感情込めて話す演者さんたちホント素晴らしい。
剛くんはさすがの貫禄、犬の真似しながら話すところとかやっぱり巧い!と思った。
でも予備知識がないと内容把握するのが難しそうとも思った。
15日一緒に観劇した息子はシェイクスピアの名前を知ってるだけ、前半は台詞が聞き取れず、二幕目からやっと面白さを感じたとのこと。
息子曰く「法廷シーンのあとって何の意図がある?蛇足じゃね?あれなしで終われば短くていいのに」私も「同感だけど戯曲に忠実だから仕方ないよ」などと話していた。
でもホテルでパンフ読んで剛くんの話に膝ぽん「シェイクスピア、やっぱりすげーんだな!特にすごいと思うのはシャイロック退場後残った皆が妙に楽しそうにやってる」深いなぁと感じ入った。
私が読んだ戯曲の訳者河合さんによると、この作品は観客の視点をどこまでシャイロックに近づけるかで、作品全体の色合いが変わってくる、とのこと。
一、王政復古期にはシャイロックは滑稽な道化役、ないしは復讐の鬼の悪役として演じられていた。
二、1814年、エドマンド・キーンがシャイロックを一変して悲劇の主人公に変えた。
三、ヘンリー・アーヴィングの演技(初演1879年)によって、シャイロックは迫害されたユダヤ民族を代表する悲劇的英雄となった。
主演は草なぎ剛、当然観客はシャイロック目線での観劇のはず。
戯曲ではポーシャたちのシーンで終わっているけれど、今回の舞台でのラスト、シャイロックの歩く姿に胸を締め付けられた。
シャイロックが主役で違和感は全くないけれどいかんせん出番が少ない。全ての演者がずっと舞台上に居続ける演出が嬉しくてありがたかった。
今回「STAYBRAVE」のスウェットを着ていったら15日に隣席の方が気付いて話しかけていただいた。
息子に「スマファンは大抵のグッズわかるし、全く知らない人ともこういう話で盛りあがることできるんだよ」と説明したら納得してた。(笑)
「STAYBRAVE」のグッズは売り切れだったバンダナを除き全て購入、舞台遠征費も散財大きくて、「ヴェニスの商人」での購入グッズいつもより少なめ。
ユダヤ人への差別は酷すぎると思うし、裁判後ポーシャの種明かしのやり方が不快に感じて、その気持ちは観劇してさらに大きくなった。
この舞台の訳は松岡和子さん、私が買ったのは角川文庫で河合祥一郎さん訳だけどいくつかの言葉が少し違うだけでほぼ同じだと思う。
シェイクスピアの長くて難しい台詞は自分では読みにくいのに、感情込めて話す演者さんたちホント素晴らしい。
剛くんはさすがの貫禄、犬の真似しながら話すところとかやっぱり巧い!と思った。
でも予備知識がないと内容把握するのが難しそうとも思った。
15日一緒に観劇した息子はシェイクスピアの名前を知ってるだけ、前半は台詞が聞き取れず、二幕目からやっと面白さを感じたとのこと。
息子曰く「法廷シーンのあとって何の意図がある?蛇足じゃね?あれなしで終われば短くていいのに」私も「同感だけど戯曲に忠実だから仕方ないよ」などと話していた。
でもホテルでパンフ読んで剛くんの話に膝ぽん「シェイクスピア、やっぱりすげーんだな!特にすごいと思うのはシャイロック退場後残った皆が妙に楽しそうにやってる」深いなぁと感じ入った。
私が読んだ戯曲の訳者河合さんによると、この作品は観客の視点をどこまでシャイロックに近づけるかで、作品全体の色合いが変わってくる、とのこと。
一、王政復古期にはシャイロックは滑稽な道化役、ないしは復讐の鬼の悪役として演じられていた。
二、1814年、エドマンド・キーンがシャイロックを一変して悲劇の主人公に変えた。
三、ヘンリー・アーヴィングの演技(初演1879年)によって、シャイロックは迫害されたユダヤ民族を代表する悲劇的英雄となった。
主演は草なぎ剛、当然観客はシャイロック目線での観劇のはず。
戯曲ではポーシャたちのシーンで終わっているけれど、今回の舞台でのラスト、シャイロックの歩く姿に胸を締め付けられた。
シャイロックが主役で違和感は全くないけれどいかんせん出番が少ない。全ての演者がずっと舞台上に居続ける演出が嬉しくてありがたかった。
今回「STAYBRAVE」のスウェットを着ていったら15日に隣席の方が気付いて話しかけていただいた。
息子に「スマファンは大抵のグッズわかるし、全く知らない人ともこういう話で盛りあがることできるんだよ」と説明したら納得してた。(笑)
「STAYBRAVE」のグッズは売り切れだったバンダナを除き全て購入、舞台遠征費も散財大きくて、「ヴェニスの商人」での購入グッズいつもより少なめ。
パンフ、ロンT、吾郎さんファン友人へのお土産としてジョーカフェのドリップコーヒー。