六日のあやめ

読書記録(8月:9冊)

ツイッター(2014.8月分)より

8月28日
読書メモ:桂望実著「Lady,GO」私は知らないキャバクラの世界だけど、クリップ店長羽田、スタイリストのケイ、先輩キャバ嬢たちの考え方や言動になるほどと思うこと色々。お客さまも含めお店の人たちとの交流でのみなみの成長に納得。常連客のお通夜での息子のお礼と美香の言葉が感動的。

8月26日
読書メモ:東野圭吾著「マスカレード・イブ」短編4話、どれも仮面という言葉に納得。マスカレードホテルで初対面だった新田と尚美が、過去の事件で間接的に関係あったことも違和感なくて良かった。単行本は図書館で借りて文庫化で購入の私は、いきなり文庫はすぐ新刊読むことできてありがたい。

8月23日
読書メモ:伊坂幸太郎著「首折り男のための協奏曲」7話の短編集。色んな趣向が楽しめるし、どれも伊坂テイストを感じて好き。緩やかな繋がりにも納得。やっぱ黒澤さんはかっこいい!(笑) 「月曜日から逃げろ」での、批判するにしても相手の事情は考慮したい、という考え方に感じ入る。

8月19日
読書メモ:近藤史恵著「黄泉路の犬」 アニマルホーダーという言葉を初めて知った。動物殺傷についての著者のあとがきも印象的。犯人は予想ついた。辛い描写はあるけど、シリーズ前作同様レギュラーキャラが楽しい。太郎とちび猫にほっこり。

8月15日
読書メモ:道尾秀介著「水の柩」(再読)自分が普通で退屈な人間だと思っていた逸夫だけど、敦子と祖母を助けたい気持ちを普通に感じることができるのは、いくが名付けた“逸”の意味通りいちばんすごいことだと思う。希望のあるラストで良かった。簑虫の話がとても印象深い。

8月9日
読書メモ:大崎梢著「忘れ物が届きます」5編の短編集。連作ではなく登場人物も違うけど、どれも過去の出来事の真相が時を経て明かされて、表題の表現になるほどと思う。アリバイが成立しなかった「雪の糸」と、アリバイが作られた「おとなりの」にホッとした。大崎作品はいつも柔らかさを感じる。

8月8日
読書メモ:桂望実著「WE LOVE ジジイ」温かい気持ちになれる。人と関わりたくなくて田舎に逃げ込んだ岸川なのに、そこで出会った心豊かな人たちとの交流で、川西の住人だと自覚しちゃうのが納得。ホームページ作った祐雅くん頼もしい。菊ちゃんの太巻き寿司印象的、見てビックリしたい。

8月7日
読書メモ:桂望実著「平等ゲーム」耕太郎くんは平等を求めるというより競争や格差を恐れてる感じ。柴田さんが素敵、考え方に頷ける。
本書に特に関係ないけどさだまさしさんの言葉思い出す。被災者支援品配布時“平等ってのは同じ物を全員に配ることじゃなく、必要な人に必要な物をできるだけ渡す”

8月4日
読書メモ:加納朋子著「はるひのの、はる」ささらシリーズ最終章。前作の登場人物に触れる部分は少しだけでちと寂しいけど、赤ちゃんだったユウスケの成長が感慨深い。マキモドシの意味やさまざまな繋がりに成る程。ただ殺人は犯人とされるのが彼では違和感、何らかの事故にして欲しかった。


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<メモ>
病院:8/4(Y)、8/6(K)
*4週1飲:リカルボン
ケアマネさん来訪(担当者会議):8/22
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