弁護士木島康雄の日々雑感

法律関係の事柄に限らず、日々考えたこと感じたことを綴っています。自分が公開しているユーチューブ番組も適宜紹介しています。

第三次世界大戦

2021年01月01日 19時18分09秒 | 日記
 新型コロナによるアメリカの死者数が、第二次世界大戦におけるアメリカの戦死者を上回ったとのことです。
 世界の現状を見ると、これは「第三次世界大戦」と感じます。何も国家やそれに準じる団体同士の戦闘行為だけが、戦争とは限りません。今は、世界中の誰もが、世界大戦の中で生きているというくらいの気構えを持つべきだと思います。
 国家同士、人間同士の戦争よりも遥かに厄介な要因として、以下のものが挙げられます。
① 敵が目に見えない。
② 敵の本拠地(司令部・指導者)や生産拠点がないから、積極的、一撃的なな攻撃ができない(全部ゲリラ戦)。
③ 敵は、コストをかけずに軍事力を増殖させ、かつ、変異することによって簡単に戦闘力を高められる。しかも、全員が軍人。
④ 敵は、生活に困らない。人間が気にしなければならない「経済」という概念がない。
⑤ ジャングルの奥地といった超僻地以外、世界中が戦場。逃げ場がほとんどない。
⑥ 国際法もへったくれもないので、無差別攻撃をしてくる。
⑦ 外交交渉による講和があり得ない。どちらかが滅亡もしくはそれに近い状態になるまで戦争を続けざるを得ない。いわゆる「殲滅戦」。

 自分は濃厚接触者になったことはないけど、直接の知合いが8人も戦傷を負いました。幸い、戦死者は、まだいません。ただし、ICUからの生還者が、最近、心筋梗塞で亡くなりました。コロナによる後遺症も関係していたかも知れません。