弁護士木島康雄の日々雑感

法律関係の事柄に限らず、日々考えたこと感じたことを綴っています。自分が公開しているユーチューブ番組も適宜紹介しています。

自主的自粛を

2020年05月25日 08時23分12秒 | 日記
 自分で作ってみた言葉ですが、おかしな日本です。
 しかし、法律でメシを食っている人間として日々感じるのは、日本社会は「法」よりも「雰囲気」が支配している社会だということです。
 緊急事態宣言が出されてから、日本社会がやってきたことは、法的強制力のまったくない、自粛という名の「雰囲気」による支配です。他の様々な要素(優秀な医療、衛生、BCG?)が複合してではありますが、結果的には、法的強制力のある他国よりも優れた効果を発揮しました。ただし、反面的には自粛警察やSNSでの私的な個人攻撃という現象も生み出しています。
 緊急事態宣言が解除されたら、自粛の反動現象が多々発生して、第二波の恐れが出てきます。その恐れを縮小してゆくのは、自主的な自粛となるでしょう。ただ、周囲が遊んでいる時に努力するのは、本当に精神力が試されます。

黒川弘務検事長-検事と自白-

2020年05月22日 19時19分58秒 | 日記
 賭けマージャンについて、あっさりと自白しましたね。
 弁護士から言わせてもらうと、検事たちは被疑者が自白することを当然と思っている節がありますから、自分が疑われた場合、黙秘しないで、範を示して自白するということなのでしょうか。
 ところで、黒川弘務さんは、法曹界での先輩というだけではなく、実は、私の出身高校の先輩に当たります。直接の面識はありませんが、在学中はバレーボール部でキャプテンを務め、東大に進学し法曹界に入りました。卒業後もバレーボール部の合宿などに顔を出す、良い先輩だったということです。
 検察トップが視野に入っていたのに、マージャンでコケるところは、我が母校のOBらしいと思います。
 落ち着いたら、一度、校友会にお招きし、オフレコで一連の事件についての裏話を講演して頂けたらと思います。
 

「今夜、ロマンス劇場で」とコロナ時代の出会い

2020年05月18日 17時46分35秒 | 日記
 昨日、一昨日に地上波初公開され録画していた「今夜、ロマンス劇場で」を観ました。綾瀬はるかさんと坂口健太郎さん主演の映画で、日本映画が元気いっぱいだった時代、助監督を務める青年が、戦前に製作されたB級のモノクロ映画を劇場で一人で観ていたら、主人公であるお姫様美雪が劇場に現れ、2人に恋愛関係が芽生えてゆくというストーリー。しかし、美雪は化粧しないとモノクロのままで、しかも、人間に触れると消滅してしまう運命。
 二人は、紐の端と端を手にしながら一緒に歩き、公衆電話のガラス越しに口づけを交わす。
 この映画は、劇場公開当時、映画館に観に行きましたが、今観ると、「コロナ時代の男女の出会いの頃は、こんな風に付き合わなければならないのかも・・・」と考えさせられました。
 確実なワクチンが開発されない限り、初対面の人間とはなかなか「濃厚接触」ができません。当面、合コンなし、婚活パーティなし、見合いも? といった感じです。となると、ただでさえ多い未婚率がさらに増加してゆくのでしょうか。
 ちなみに、青年は年老いて病床に伏して、最後に、年をとらない美雪と触れ合いこの世を去り、美雪も消滅しますが、老後を演じた加藤剛さんは、公開から四か月後に逝去され、この作品が遺作となりました。名優のご冥福を祈ります。

スターウォーズを背景にZoom

2020年05月13日 17時57分55秒 | 日記
 Zoomを利用した会議や飲み会が頻繁に行われるようになりましたが、スターウォーズが公式ホームページで、背景となる壁紙を提供してくれています。
 手順としては、自分のパソコン内に保存した上で、Zoomを起動させてから、既存の背景壁紙の同じところに新たに保存すれば簡単に利用できます。