授業の外部委託支援、教育の生産性向上へ経産省
経済産業省は2018年から教育現場の生産性を高めるための事業を始める。生徒一人ひとりのレベルに合わせたインターネット経由の外部の講師による授業を導入したり、部活動の指導を外部へ委託したりする取り組みを資金面で支援する。IT(情報技術)や外部人材の活用で教育内容を改めるとともに、学校に所属する教員の労働を軽くする狙いがある。
安倍晋三首相は質の高い教育を受けやすくすることで人々の能力を高める「人づくり革命」を提唱した。経産省は今回の事業を人づくり革命に絡めて進める計画だ。
保育所や幼稚園、小中高などの教育機関、一部の企業が対象になる見通し。同じ取り組みに賛同する学校や企業にグループを組んでもらったうえで、経産省は10~20件程度を対象事業に選ぶ。先進的だと認められれば数百万~数千万円の補助金や委託費がもらえる仕組みだ。18年度予算の概算要求に盛り込む。
経産省が想定しているのは、例えば学校の補習でタブレット端末を使い、生徒のレベルにあわせて個別にオンライン授業を受けるといった試み。部活動に参加する教員の負担増に配慮し、指導の一部をスポーツの専門家に委託する活用策も考えられる。通知表や連絡帳をペーパーレス化し、無駄を省くといった取り組みも後押しする。
学校の授業は画一的なイメージがあり、教員は非効率な作業を求められる場合が多いと経産省はみている。同省は改善に向けたアイデアを備えたベンチャー企業を学校に紹介する方針。現場の成功事例を公開して共有し、他の学校などでも役立ててもらう考えだ。
(https://www.nikkei.com/article/DGXLASFS18H2M_R20C17A8EE8000/より引用、強調部分はブログ筆者による。)
衝撃的なニュースです。
だって経産省ですよ!?!?
以下は私の想像ですが
文科省のやり方では教育はだめになる
→こんな教育では、若者が育たない
→若者が育たなければ、我が国の経済と産業がダメになる
→我々が介入しよう!
などという話が経産省であったのでしょうか。
挙げられている具体的な施策は
・学校の補習でタブレット端末を使い、生徒のレベルにあわせて個別にオンライン授業を受ける
・部活動に参加する教員の負担増に配慮し、指導の一部をスポーツの専門家に委託する
・通知表や連絡帳をペーパーレス化する
ですね。
詳しくは書きませんけれど、どれも私は良さそうだと感じています。
特に、タブレットの活用。
以前、私は、現在の学校の授業に、タブレットはそぐわないという意見をブログで述べましたが
授業では無く、補習に使うというのなら、とても効果が出ると考えます。
学校での補習だけでは無く、家庭学習・宿題もタブレットとの相性が良いでしょう。
ワークの取り組みは答えの丸写し、という生徒は顔を真っ青にするでしょうが。
教育について経産省が口出ししてきたこと
そしてその内容がそんなに悪くなさそうであること
二重に、衝撃的なニュースでした。
ケンカだけはやめて下さいよ、経産省さんに文科省さん。
今の現場には、振り回されるだけの余力はありませんよ。
経済産業省は2018年から教育現場の生産性を高めるための事業を始める。生徒一人ひとりのレベルに合わせたインターネット経由の外部の講師による授業を導入したり、部活動の指導を外部へ委託したりする取り組みを資金面で支援する。IT(情報技術)や外部人材の活用で教育内容を改めるとともに、学校に所属する教員の労働を軽くする狙いがある。
安倍晋三首相は質の高い教育を受けやすくすることで人々の能力を高める「人づくり革命」を提唱した。経産省は今回の事業を人づくり革命に絡めて進める計画だ。
保育所や幼稚園、小中高などの教育機関、一部の企業が対象になる見通し。同じ取り組みに賛同する学校や企業にグループを組んでもらったうえで、経産省は10~20件程度を対象事業に選ぶ。先進的だと認められれば数百万~数千万円の補助金や委託費がもらえる仕組みだ。18年度予算の概算要求に盛り込む。
経産省が想定しているのは、例えば学校の補習でタブレット端末を使い、生徒のレベルにあわせて個別にオンライン授業を受けるといった試み。部活動に参加する教員の負担増に配慮し、指導の一部をスポーツの専門家に委託する活用策も考えられる。通知表や連絡帳をペーパーレス化し、無駄を省くといった取り組みも後押しする。
学校の授業は画一的なイメージがあり、教員は非効率な作業を求められる場合が多いと経産省はみている。同省は改善に向けたアイデアを備えたベンチャー企業を学校に紹介する方針。現場の成功事例を公開して共有し、他の学校などでも役立ててもらう考えだ。
(https://www.nikkei.com/article/DGXLASFS18H2M_R20C17A8EE8000/より引用、強調部分はブログ筆者による。)
衝撃的なニュースです。
だって経産省ですよ!?!?
以下は私の想像ですが
文科省のやり方では教育はだめになる
→こんな教育では、若者が育たない
→若者が育たなければ、我が国の経済と産業がダメになる
→我々が介入しよう!
などという話が経産省であったのでしょうか。
挙げられている具体的な施策は
・学校の補習でタブレット端末を使い、生徒のレベルにあわせて個別にオンライン授業を受ける
・部活動に参加する教員の負担増に配慮し、指導の一部をスポーツの専門家に委託する
・通知表や連絡帳をペーパーレス化する
ですね。
詳しくは書きませんけれど、どれも私は良さそうだと感じています。
特に、タブレットの活用。
以前、私は、現在の学校の授業に、タブレットはそぐわないという意見をブログで述べましたが
授業では無く、補習に使うというのなら、とても効果が出ると考えます。
学校での補習だけでは無く、家庭学習・宿題もタブレットとの相性が良いでしょう。
ワークの取り組みは答えの丸写し、という生徒は顔を真っ青にするでしょうが。
教育について経産省が口出ししてきたこと
そしてその内容がそんなに悪くなさそうであること
二重に、衝撃的なニュースでした。
ケンカだけはやめて下さいよ、経産省さんに文科省さん。
今の現場には、振り回されるだけの余力はありませんよ。