きものサローネに行こう!

10月20~22日に開催される「きものサローネin日本橋2013」の見どころ、楽しみ方をガイドしています。

サローネ福引き

2013-10-13 12:16:13 | イベント
お忘れなく!

三連休?の初日、土曜日は「サローネ福引き」の賞品準備。出展者のご協力を得てたくさんの賞品が集まりました。このたくさんの賞品をご来場者数を想定をしながら、3日間に分けて高額品から洒落た小物まで配分。荷を開けながら、「わ~!コレ欲しい!」「洒落てるね」「すごいよね。これ当たったら嬉しいよね」などスタッフも1つ1つの賞品を見ながら、わいわい、がやがや。賞品の一端をご紹介すると、博多献上や西陣帯、さらに帯地を使った高級バッグ、半幅帯、半襟。人気の草履や小物。さらに各社様々に工夫されたオリジナル手ぬぐい。綴織のふくさも魅力。サローネ福引きに参加するには、ちらしか、はがきが必要です。ご来場の節には、お忘れなくご持参ください。


”江戸職人”体験コーナー開設のお知らせ

2013-10-13 11:09:08 | イベント
<江戸指物、江戸友禅、江戸型染>の体験コーナー開設します!


いよいよ開催まで残すところ7日。事務局は準備に忙殺され、ブログの更新が進まず、すみません。さて今回のイベントで是非職人達の技の一端を体験いただくコーナーを企画できないかと折衝を重ね、江戸指物はじめ3つの組合のご協力をいただき、体験コーナーの実施詳細が決まりました。江戸指物は板材や棒材を、釘を使わずにノミや小刀、特殊な小カンナを使って凹凸を彫り込んで組み合わせることによって作られます。職人の感性と技術に100%左右され、その製品を見れば、その職人がわかるといわれています。今回は檜を使って、お箸を作る体験をご用意いたしましたが、それでも写真にある大小3つのカンナを使います。個人差がありますが、職人さんの指導を受けながら、15~30分かかります。檜の箸は、使用したら水洗いし、丁寧に使えば2年は持つそうです。また東京手描き友禅コーナーでは、彩色を体験いただきます。糸目糊で柄の境目を防染してありますので、柄をお好きな色を染めます。色を染めることを友禅では”挿す”と言います。凝る方は2時間も集中して色を挿すそうですが、体験時間は平均60~90分が目安です。その後職人さんが蒸して、色止め、水洗いをして後日お宅にお届けします。本格的な額絵やテーブルクロスなどにご使用できます。江戸型染めは、いくつかの江戸小紋の柄の中から、お好きな柄を選んでいただき、ランチョンマットに型染めをしていただきます。体験時間は15~30分。各体験コーナーは3日間開催しますが、人数に限りがあります。ネットでの予約付が安心ですが、もちろん当日会場でも先着順に受付ています。ぜひこの機会に、江戸職人の技の一端を体験ください。なお江戸友禅、型染め体験では、きものが汚れないようにエプロンをご用意いたしております。ネットでのお申し込みはこちらから。

「きものサローネ」のイメージCMできました

2013-10-03 10:04:19 | イベント
イメージCMが出来ました


10月に入り、「これはどうなっている」「あれ足りないんじゃない」「えっ!連絡してないの」など事務局内は急に慌ただしくなりました。一方出演者や出展者からは、「こんな事やっても大丈夫」「こんなアイデアを生かしたいんだけれど、手伝ってもらえる」などうれしい相談もあり、当日はえっ!というサプライズもたくさんありそうです。ご期待ください。そんなこんなで慌ただしい事務局に先週新らたに1人が加わりました。「きものサローネ」のイベントを皆さんによく知ってもらえるよう事前情報をネットを中心に発信担当してもらっています。早速その新人が、昨年の「きものサローネ」の写真を元にイメージCMを作ってくれました。いいでしょう。「きものサローネ」の雰囲気がよく伝わっていると思います。一度アクセスしてください。

ファッションショー②羽田登喜

2013-10-01 21:54:57 | イベント

初めてのファッションショー、羽田登喜
羽田登喜さんは、人間国宝・羽田登喜男さんのお孫さんで、祖父、父、孫と続く京友禅作家の3代目。京都のモノづくりは基本分業ですが、羽田工房は1人でデザイン、草稿から手描きまで、珍しい完全一貫制作の工房です。羽田登喜さんももちろん多くの素描やスケッチ、草稿、デザインを書きながら構想をまとめてゆきます。祖父、父から受け継いだ羽田友禅の技術、技法を基に女性の感性を隅々にまで活かした「特別な日に着てほしい」時代感覚にあふれたきものを制作しています。いままで何回も国内外で個展、ファッションショーは開催していますが、東京では今回が初めてのファッションショーだそうです。トータルコーディネイトされた作品の数々、羽田登喜さんの世界をご期待ください。


当日券もご用意しています!
ファッションショーの観覧希望者の応募を9月25日に〆切りました。おかげさまですべての回で、募集人数を超えました。そのため応募者全員で抽選いたしますので、当選のご案内は来週8日前後になりそうです。ご応募された方、もうしばらくお待ちください。また残念ながら『落選』された方は、がっかりせずに当日30分前に三井ホールエントランスの「ファッションショー受付」においでください。当日立ち見席を先着順で約100席ご用意しています。


”きものサローネ”って何?

2013-09-28 18:57:41 | きものサローネ
見て、手に触れ、実感、体感して、きものを学び、楽しむイベントです!


きものサローネは、昨年スタートした新しいスタイルの”きものイベント”です。江戸時代には越後屋本店(今の三越本店)はじめ、江戸を代表する大店が軒を連らね、付近には金座や銀座が置かれるなど江戸の中心地でした。そして裕福な町人たちが、武士に対抗して”江戸好み”と言われる個性的なきものファッション、華やかな江戸文化を培い、全国に発信してゆきました。やがて明治になると越後屋は日本初のデパートメント三越となり、洋風文化を取り入れながら、さらに新しいきものファッションを発信してゆきます。例えば今では昔からあったように思われている訪問着や付下げは、三越本店が創作してきたものです。昭和40年代まで銀座を街歩きし、日本橋へというのが銀ブラの道筋でした。しかし渋谷や新宿、池袋、さらに銀座や丸の内など街が新しく変化し、成熟してゆくに従い、「お江戸日本橋」「今日は帝劇、明日は三越」と謳われた日本のファッション文化の中心地、日本橋の印象は薄れてきました。そこで7年前、三井不動産㈱はじめ、日本橋の老舗や様々な企業、団体が応援して「きものの似合う大人の街・日本橋」をテーマに伝統と革新の街興しを企画し、その象徴するイベントとしてTOKYO KIMONO WEEKがスタート。この街興しの一端をきもの卸業の団体、東京織物卸商業組合も担ってきましたが、昨年TOKYO KIMONO WEEKの連携イベントとして、きものに関わる老舗や企業、団体、工房や作家、職人、呉服店やネットショップなど個人も含め、きものに関わる人や企業がすべて、オールジャパンで「きものを知ってもらい、身近に感じていただく」ことを目的にいままでにないイベントを企画しました。この試みは、大変好評を得ました。そのご好評にお応えして、今年は規模を拡大し、三井ホール、YUITOの2会場で、老舗も名門も、個人も工房も164社の出展し、トータル200のイベントを企画して開催されます。きものサローネの目的は、きものをより多くの人に知ってもらい、気軽に楽しんでいただくことです。多くの団体や企業、個人が協賛していただき、この大掛かりなイベントが入場無料で開催されます。どうぞ、お気軽にご参加ください。ご一緒にきものを楽しみませんか。