初日は、台風のような大雨で、どうなることやらとスタッフ一堂空を見上げながら気をもみましたが、結果は3日間いちばん人出が多く、三井ホールとYUITOの両会場で4,307名。2会場を何度も行ったり来たりする方、2日続けておいでになった方など、多くの方に楽しんでいただき、苦労もすっとびました。3日間合計で、なんと10,839人。おいでいただいた皆さん、ありがとうございました。写真は今回のメイン企画の1つ、ファッション・ショーの市場面。そして笹島先生の日本橋結びの実演講演です。
おはようございます!連日多くの方にご来場いただきまして、感謝!感謝です!昨夜の斉藤上太郎さんのファッション・ショーは、興奮の極み、でした。さて本日は、笹島寿美さんの創案した「日本橋結び」の実演、秋月洋子さんのきもの談義、すみれ堂・立川直子さんの簡単、気軽にできる帯結など企画やイベントが盛りだくさんん。ハイライトは、花思容・中野光太郎ののファッション・ショーです。夜9時まで開催していますので、日本橋、きものサローネへどうぞお越しください。入場は無料です。
いよいよきものサローネが開幕しました。昨日は大雨の中大勢の方にご来場いただきまして、ありがとうございます。本日もファッション・ショーはじめ、多くのお愉しみがありますので、どうぞご来場ください。
本場大島紬
今回一番遠方地からの出展は、本場奄美大島大島紬協同組合。鹿児島県の奄美大島です。人気の本場大島紬を作っている職人さんたちや工房の組合です。大島紬が文献にその名が見られるのは享保5年(1720年)のこと。江戸時代には薩摩藩の上納品でしたが、明治維新後は自由に制作出来るようになり、明治40年(1907年)には細やかで鮮明な絣を求めて、締機(しめばた)という画期的な織機による絣織りが開発され、今私たちが知る高級織物きものとしての大島紬が誕生しました。軽やかで光沢のある風合いは独特の味わいで、憧れのきものとして人気の高い織物です。今回は、本場奄美大島大島紬協同組合のほか、ワンズベスト、大島紬のふくはら、KIMONO FACTORY NONOなど伝統の大島紬を温故知新で伝統の技を大切に継承しながら新たな現代のセンスを加え、新しい大島紬の可能性を模索しているメーカーが出展しています。是非見比べて下さい。
三大紬をご存じですか
大島紬、結城紬、牛首紬を三大紬と言いますが、大島紬、結城紬ほど牛首紬の名は知られていません。1つの理由には牛首紬が白生地で織られ、京都に送られ、そこで柄づけがされ、完成品として世に出ていること。数が少ないこと。しかし近年は白生地以外にも先染めも織られています。牛首紬は、大島紬と結城紬のいいどころ取りをしたようなきものです。玉繭二匹の蚕が1つの繭を一緒に作った繭のことで、100個に2~3個の割合でしかできない、普通の繭より大きく、絡みあった糸でフシがあり、普通は不的確品としてふるい落とされる糸から作りますから味わいがあり、釘抜紬と呼ばれる強さの秘訣もここにあります。牛首紬 大門屋さんで手に触れ、じっくり味わってみてください
今回一番遠方地からの出展は、本場奄美大島大島紬協同組合。鹿児島県の奄美大島です。人気の本場大島紬を作っている職人さんたちや工房の組合です。大島紬が文献にその名が見られるのは享保5年(1720年)のこと。江戸時代には薩摩藩の上納品でしたが、明治維新後は自由に制作出来るようになり、明治40年(1907年)には細やかで鮮明な絣を求めて、締機(しめばた)という画期的な織機による絣織りが開発され、今私たちが知る高級織物きものとしての大島紬が誕生しました。軽やかで光沢のある風合いは独特の味わいで、憧れのきものとして人気の高い織物です。今回は、本場奄美大島大島紬協同組合のほか、ワンズベスト、大島紬のふくはら、KIMONO FACTORY NONOなど伝統の大島紬を温故知新で伝統の技を大切に継承しながら新たな現代のセンスを加え、新しい大島紬の可能性を模索しているメーカーが出展しています。是非見比べて下さい。
三大紬をご存じですか
大島紬、結城紬、牛首紬を三大紬と言いますが、大島紬、結城紬ほど牛首紬の名は知られていません。1つの理由には牛首紬が白生地で織られ、京都に送られ、そこで柄づけがされ、完成品として世に出ていること。数が少ないこと。しかし近年は白生地以外にも先染めも織られています。牛首紬は、大島紬と結城紬のいいどころ取りをしたようなきものです。玉繭二匹の蚕が1つの繭を一緒に作った繭のことで、100個に2~3個の割合でしかできない、普通の繭より大きく、絡みあった糸でフシがあり、普通は不的確品としてふるい落とされる糸から作りますから味わいがあり、釘抜紬と呼ばれる強さの秘訣もここにあります。牛首紬 大門屋さんで手に触れ、じっくり味わってみてください
きものサローネをきもの姿で参加したい、という方のために3日間<10時30分から18時〉まで着付けサービスを承ります。着付け料金は1,000円。アフター5にも御利用ください。お申し込みは月刊アレコレ<info@arecole.com>でも受け付けています。お申込には、着付けご希望時間、年齢、携帯電話番号を明記ください。着付けに必要な着物や帯、小物などはすべて持参ください。