2月21日(火) 船から見たDevonportの町 TASMANIA Dreamへ出発
私は若者の携帯の目ざまし音で目を覚ました。時計は未だ6時半であり、キャビンの丸い小窓から外を見るとまだ薄暗く到着予定の9時にはまだ時間がある。もう少し横になっていたかったがデッキに出てみると床が少しぬれており、空も雲で覆われていた。予定通りに接岸した船から順調に車は陸にあがっていく。ここでもtASMANIA州の係官が車のトランクを開けさせ、食料を検査している。私達はMelbourneで乗船する時に、係官から注意を受けていたので朝のコーヒー&サンドと一緒にオレンジなどは食べてしまったので問題なく検査をパスすることができ、預けておいた携帯用のガスボンベを受け取りスムースにDevonportの市内に向かうことができた。途中、Launceston方面の標識が見えたので市内には行かずに標識の指示に従いHwyに乗った。約90kmのドライブである。初めてTasmaniaのHwyをドライブしていると気づいたことがある。 NSW, SA ,VICは110kmで走行している時、鳥や沢山の虫がフロントガラスやフロントグリルに当たり、汚れたガラスをワイパーで吹き払ってもきれいにならなかった。ある時、Cube3を降りてボンネットを開けようとした時フロントグリルから鳥のお尻と足が出ていた。きっと飛んでいた鳥が頭からグリルにはまって動けずに死んでしまったのだった。南の島のTasmaniaは少し気温が低いのだろう、フロントガラスにあたる虫はほとんど無かった。
窓から見える景色は山間を縫うように走っているので遠くの視界がさえぎられる為、今までの広大さは感じられなかったが、木々の濃い緑の色合いが昨日までの地域との違いを気づかせてくれる。
2時間もかからずにLauncestonに着いた。この街は70,000人以上の人が生活しておりHobartの次に大きい街である。街は静かなたたずまいをもち、Kings Parkを通り抜けるとSouth Elk Riverにでる。公園の端に駐車して、その川沿いのCataract walkを1km程を歩いた。川幅150m程の両側は岩の壁になっており、ロッククライムを楽しむ人の姿も見える。ゆっくりとした水の流れ、そして川面は薄緑色でおおわれている。上に進んでいくと川幅は狭まり、そこには1904 年に架けられたAlexandra Bridgeと呼ばれる吊り橋がある。そのあたりは、流れが少し速くなり、その流れに乗って楽しむ子供たちを見ることが出来た。
私達は、日ごろの運動不足を解消するかのように2時間余りを歩いた。
市内でのスーパーで食材を購入する。その時は、必ず購入するのは、氷と10Lの水である。水があればCube3が駄々をこねて、動かなくなってもしばらくは安心できるからだ。
そして、午後2時過ぎに今日の宿泊予定のBinalong Bayに向かう。Binalong BayはTasmaniaの北東部に位置し、近くには牡蠣の養殖場もあり静かな入り江である。
6時半を過ぎたころにCampSite着くと海に沿った道には多くのCamperたちが夕食の支度をしていた。私達は一番奥の場所を確保したが、その後も数台の車がさらに先に進んでいった。
あいにく今夜は、雨模様だ。幸子が夕飯の支度をしている間に、小降りだった雨も少しづつ強くなってきたようだった。私はテーブルと椅子をかたずけCube3の車内にスペースを確保した。火のついた薪は少しづつ雨に濡れてきたが消えることはなく燃えていた。私は雨に濡れ、焚火にあたりながらビールを飲みたかったが幸子の呼ぶ一言で車内に戻ることにした。
雨脚は強くなり屋根にあたる音は激しさを増してきた。日付の変わる頃になると少し雨が落ち着くと何やら外でガサガサと音がする。すると今度は何かが屋根の上を歩きまわっている。きっとPosam(大きなネズミ)がえさをあさりに来たのかもしれない。車内から天井をたたいて脅かしても逃げようともしない。ここのPosamはCamperの残した食料をえさにしており、人に慣れているのかもしれない。Posaは私達よりも先に住んでおり、彼らの好きなようにさせておこうと思った。外を見ると焚火はまだ少し煙を残していた。
今日のCube3の走行は299km。
私は若者の携帯の目ざまし音で目を覚ました。時計は未だ6時半であり、キャビンの丸い小窓から外を見るとまだ薄暗く到着予定の9時にはまだ時間がある。もう少し横になっていたかったがデッキに出てみると床が少しぬれており、空も雲で覆われていた。予定通りに接岸した船から順調に車は陸にあがっていく。ここでもtASMANIA州の係官が車のトランクを開けさせ、食料を検査している。私達はMelbourneで乗船する時に、係官から注意を受けていたので朝のコーヒー&サンドと一緒にオレンジなどは食べてしまったので問題なく検査をパスすることができ、預けておいた携帯用のガスボンベを受け取りスムースにDevonportの市内に向かうことができた。途中、Launceston方面の標識が見えたので市内には行かずに標識の指示に従いHwyに乗った。約90kmのドライブである。初めてTasmaniaのHwyをドライブしていると気づいたことがある。 NSW, SA ,VICは110kmで走行している時、鳥や沢山の虫がフロントガラスやフロントグリルに当たり、汚れたガラスをワイパーで吹き払ってもきれいにならなかった。ある時、Cube3を降りてボンネットを開けようとした時フロントグリルから鳥のお尻と足が出ていた。きっと飛んでいた鳥が頭からグリルにはまって動けずに死んでしまったのだった。南の島のTasmaniaは少し気温が低いのだろう、フロントガラスにあたる虫はほとんど無かった。
窓から見える景色は山間を縫うように走っているので遠くの視界がさえぎられる為、今までの広大さは感じられなかったが、木々の濃い緑の色合いが昨日までの地域との違いを気づかせてくれる。
2時間もかからずにLauncestonに着いた。この街は70,000人以上の人が生活しておりHobartの次に大きい街である。街は静かなたたずまいをもち、Kings Parkを通り抜けるとSouth Elk Riverにでる。公園の端に駐車して、その川沿いのCataract walkを1km程を歩いた。川幅150m程の両側は岩の壁になっており、ロッククライムを楽しむ人の姿も見える。ゆっくりとした水の流れ、そして川面は薄緑色でおおわれている。上に進んでいくと川幅は狭まり、そこには1904 年に架けられたAlexandra Bridgeと呼ばれる吊り橋がある。そのあたりは、流れが少し速くなり、その流れに乗って楽しむ子供たちを見ることが出来た。
私達は、日ごろの運動不足を解消するかのように2時間余りを歩いた。
市内でのスーパーで食材を購入する。その時は、必ず購入するのは、氷と10Lの水である。水があればCube3が駄々をこねて、動かなくなってもしばらくは安心できるからだ。
そして、午後2時過ぎに今日の宿泊予定のBinalong Bayに向かう。Binalong BayはTasmaniaの北東部に位置し、近くには牡蠣の養殖場もあり静かな入り江である。
6時半を過ぎたころにCampSite着くと海に沿った道には多くのCamperたちが夕食の支度をしていた。私達は一番奥の場所を確保したが、その後も数台の車がさらに先に進んでいった。
あいにく今夜は、雨模様だ。幸子が夕飯の支度をしている間に、小降りだった雨も少しづつ強くなってきたようだった。私はテーブルと椅子をかたずけCube3の車内にスペースを確保した。火のついた薪は少しづつ雨に濡れてきたが消えることはなく燃えていた。私は雨に濡れ、焚火にあたりながらビールを飲みたかったが幸子の呼ぶ一言で車内に戻ることにした。
雨脚は強くなり屋根にあたる音は激しさを増してきた。日付の変わる頃になると少し雨が落ち着くと何やら外でガサガサと音がする。すると今度は何かが屋根の上を歩きまわっている。きっとPosam(大きなネズミ)がえさをあさりに来たのかもしれない。車内から天井をたたいて脅かしても逃げようともしない。ここのPosamはCamperの残した食料をえさにしており、人に慣れているのかもしれない。Posaは私達よりも先に住んでおり、彼らの好きなようにさせておこうと思った。外を見ると焚火はまだ少し煙を残していた。
今日のCube3の走行は299km。