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その日暮らしの野暮な話

私の友人の父親の話

長年トヨタ系の会社で役員をしていた友人の父親は退任後は、まるで会社に出勤するように毎日パチンコ屋へ通っていました。

仕事以外に趣味がなく娯楽はゴルフかパチンコ、麻雀ぐらいで、一人で暇を潰すのにはパチンコは最適でした。

朝は喫茶店のモーニング、9時から夕方5時までパチンコ、昼飯は蕎麦か寿司、3時に喫茶店で休憩、5時に居酒屋で軽く一杯、6時に帰宅。

これが仕事人間の退職後の典型で、当時のパチンコ屋は学生、サラリーマンから老人まで幅広く人気でしたが最近は娯楽の多様化が進み衰退の一途のようです。

老人ホームにパチンコ台やスロット台を設置したら老人が元気になったという話も聞きます。

騒音の問題や狭さなど解決されれば持ち直せる可能性があると期待しています。

快適になれば、私もたまには行ってみたいと思います。

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