世の中、何時何が起こるか分かりません。八潮市の交差点付近の道路が突然陥没し、タイミングが悪くトラックが落ちました。懸命な復旧努力にもかかわらず捜索は難航しています。。道路に小さい穴が開いているのは見かけますが、こんな大きな穴は見たことがありません。同じ様な状況は全国何処にでもありそうです。
思い出すのは2016年に起きた博多駅前の道路陥没です。30m四方で深さ15mでした。原因は地下鉄工事でしたが幸い人命に影響はありませんでした。驚いたのは復旧の早さです。たった1週間で埋めてしまいました。色々条件が違うので何とも言えませんが今回はかなり時間がかかりそうです。
それにしても見えない地下には色々な物が埋まっています。地下鉄、ガス管、上下水道管、電気ケーブル、電話線、川も流れています。
一軒家、マンション、橋、高速道路も老朽化で大変です。
誰かがこんな事を言っています。今迄インフラを造るだけ造ってメンテナンスを疎かにし、技術者の育成を怠ってきたツケだと。確かに新しく何かを造るのは楽しくてワクワクしますがその後は忘れられます。造るのも大事ですが維持保全も大事です。
体もインフラも定期的なチェックとメンテナンスが必要です。