シップ写真スタジオの運営する写真教室の雑記

管理人の運営する写真教室の記録

商品撮影講座(点光源と面光源)

2024-10-21 15:19:21 | 写真

商品撮影では点光源も面光源も多用される照明です。

図の通り、点光源はディフューザーを使わずライトの光を直で当てる物です。
代表的なライトはスポットライトなどです。
コントラストが強く、影がはっきりと出るのが特徴です。
スタジオ撮影では太陽光をイメージさせるために使うことがあります。

ディフュズライトはディフューザーを使いライトの光を直で当てる物です。
代表的なディフュズの方法は寒冷紗やトレッシングペーパーなどをライトと被写体の間に挟む物です。
ソフトボックスなどもこれになります。
光は拡散して柔らかくあたり、点光源よりコントラストも弱くなります。
コントラストは、ライトとディフューザーの間隔を詰めたり離したりで調整します。

 

シップ写真教室では商品撮影講座を行なっております。
初心者でも撮影の基礎から目的の商品の撮影まで丁寧にご教授いたします。
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超初心者向け2(絞り値)

2024-10-21 14:48:39 | 写真

私の主催する写真教室にくる初心者の皆さんがあまり理解できていないのがF値(絞り)についてです。
なんとなく数値を低くすればボケる(被写界深度が浅くなる)、数値を大きくすればピントが来る(被写界深度が深くなる)と
だけ思っているようですが、写真撮影の絞り値にはもっと大切なことが多くあります。


1.絞り値を一番使うのは、写真を撮る時に、画面の中の光の強さの差を見るためです。
例えば、ISO/シャッタースピードを固定して被写体と背景の光の差を見れば、
その写真は被写体に比べ背景がどの程度明るいか、暗いか撮影しなくてもわかります。
これがわかれば、イメージに合わせどこに追加の照明を追加すれば良いか分かるようになります。
※1段差は写真撮影では大きな光の差です。
1/3段ピッチでの光の強さの調整を考えてください。

2.レンズにより一番クリアーに見える絞りが異なります。
レンズの真ん中より周辺を通ってくる画像の方が精度が落ちます。
絞り込むことによりレンズ周辺を通ってくる光をある程度カットすることで、写りがよくなります。
絞りすぎると回析現象が起き、逆に写りが悪くなるので注意が必要です。

まだまだ、撮影のために知るべき絞りのことはありますが、今回はこの二つのことだけでも覚えておいてください。

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