私が教えているプロフェッショナルコースの生徒さんで、クラウドソーシングサイトに登録している方がいます。
今日は、その生徒さんとの会話から少し抜粋して会話を記したいと思います。
生徒Y:先生、〇〇クラウドソーシングサイトで料理撮影の案件があり、応募しようかと思っています。
私:〇〇クラウドソーシングサイトは料理撮影の撮影料金が相当安いけど大丈夫。
生徒Y:安いのはわかっています。実績を積みたいので・・・
私:それならできる範囲でやってみたら。どんな案件?
生徒Y:1時間で25点の料理単品撮影と横長トリミングの集合料理撮影イメージ1点です。
私:1時間で25点の料理単品撮影と横長トリミングの集合料理撮影イメージ1点の撮影はどう考えても不可能だよ。
生徒Y:他のクラウドソーシングサイトのカメラマンはやっているみたいです。
私:むり無理、そんな撮影は不可能。もしそんな撮影点数を時間内で撮影しているならそれはプロでは無い素人カメラマンでしょ。
どんな撮り方でも写りはしますから
生徒Y:先生なら25点の料理単品撮影と横長トリミングの集合料理撮影イメージ1点どのくらいの時間がかかりますか?
私:そうですね、かなり無理をしたとしても3時間から4時間は必要ですねぇー。
私:それもかなり手を抜いてですよ。
私:私に依頼が来る料理撮影の場合、この程度のボリュウムの撮影の場合、お客さんに半日は時間を診てもらいますね。
生徒Y:そうですか、では時間の延長を提案してみます。
私:それで撮影料金はいくらぐらいで見積もりを出すの?
生徒Y:クラウドソーシングサイトの推奨撮影料金(希望撮影料金)があって15000円てなっていました。
私:え!それって交通費込みの金額?
生徒Y:交通費(電車代)は請求可能みたいです。
私:アホな!撮影機材はどうやって運ぶの、ストロボは、ライトスタンドは、ブームは、ディフューザーは、
無茶苦茶な料理撮影案件ですねー。
生徒Y:やっぱり無茶ですか?
私:そうですね。相当な無茶な案件だと思います。
実績を積みたいと行っていましたが、こんな案件では実績にもなりませんね。
私:私も似た案件をかなりの数、受けたことがあります。
ウーバーイーツや出前館用に料理撮影を撮ってほしいという案件です。
近々では堺市の鳥屋さんの撮影で10点の料理単品撮影と横長トリミングの集合料理撮影イメージ1点撮りました。
この時でも2時間拘束の料理撮影の料金と車両交通費を別でもらいましたよ。
生徒Y:そうですか、やっぱりクラウドソーシングサイトの料理撮影の案件をするのは難しそうですね。
私:そうですね、クラウドソーシングサイトの料理撮影案件は、あなたを消耗させるだけで何も得るものがないかも知れませんね。
せっかく私のところでプロが撮る料理撮影を学んだのですから、もう少しまともな料理撮影の案件を探してはどうですか?
生徒Y:どうやって料理撮影の案件を探せば良いですか?
私:難しいですね。何の実績もないあなたが料理撮影の案件を取るのは・・
他の生徒さんで料理撮影の案件を取っている方がいます。
その生徒さんは、最初は知り合いの飲食店の撮影を格安でこなし、その飲食店の紹介で別の飲食店の撮影を、
これを繰り返しながら料理撮影の案件を増やしたと言っていました。
あなたも可能ならこの方法をお勧めします。
クラウドソーシングサイトでの料理撮影案件の話はよく聞きますが普通じゃないものが多いと感じます。
やるな!とは言いませんが、やってあなたに何か得になるかよく考えてください。
飲食店の皆さん、どこに頼んで良いかわからないのでクラウドソーシングサイトやデリバリーアプリの代理店に
撮影を依頼していませんか?
クラウドソーシングサイトやデリバリーアプリの代理店で料理撮影を頼んだ場合、料理写真の品質が低いのはもとより、
手数料(結構高額)を取っていたり、撮影点数の融通が効かなかったり、
撮影した料理写真の使用範囲が制限されたりと全く飲食店の皆さんへのメリットがありません。
料理撮影は料理撮影をしっかりと学んだプロフォトグラファーをお勧めします。
私が運営するシップ写真スタジオでも割とお安く料理撮影をお受けしております。
シップ写真スタジオなら直接発注いただければクラウドソーシングサイトに払う撮影料金の30%もの手数料も掛かりませんし、
撮影時間が多少延長になっても延長料金は貰いませんし、撮影点数が少し増えても時間ないなら撮影料金は変わりません。
写真はどんな形でも自由にお使いいただけます。
大阪で料理撮影をお考えの皆さま
シップ写真スタジオの料理撮影はいかがでしょうか。
詳しくはホームページをご覧ください。