シップ写真スタジオの運営する写真教室の雑記

管理人の運営する写真教室の記録

「大阪の写真館のおすすめ9選」「大阪の写真スタジオのおすすめ10選」て・・信用できる。

2025-01-12 13:03:47 | 写真

「大阪の写真館のおすすめ9選」等を
信用して写真撮影をする写真館や写真スタジオを決めていませんか?
「大阪の写真館のおすすめ9選」等を書いている業者が、SEOして、やっと確保した検索上位ページで、
何の関係もない 写真館を「1位」と無料で、大々的に宣伝だけしてあげて送客の手伝いだけをする!
そんな事あると思いますか?
当社にもよく営業の電話がかかってきましたが、結局お金が掛かる宣伝ページがほとんどです。
※たまに信ぴょう性を高めるために、上手い写真スタジオを混ぜている場合もあります。

「まとめサイト」や「お薦め上位サイト」の情報を信じてしまった理由として、
「検索したらトップ表示だったから・・」との声をお聞きしますが..
検索したらトップ表示だったから信用があると思うのは大間違いです。

調べて頂くと・・今の時代は検索上位のトップ5位圏内を狙うなら、
専門業者に多額な金額を払って表示させる事がほぼ必須な事を。

真面目に写真撮影をする写真館や写真スタジオは
「大阪の写真館のおすすめ9選」「大阪の写真スタジオのおすすめ10選」などでは探すべきではありません。
中には本当に真面目に写真撮影に取り組んでいる写真スタジオもあるかとは思いますが、
参考にしない方が良いと思います。
結局は見本の写真を見て、納得できる写真館、写真スタジオを探すことをお勧めします。

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店舗撮影

2025-01-10 12:08:40 | 写真

デジタルカメラになって店舗などの室内撮影が大幅に簡単に撮れるようになりました。
明暗の調整も撮影時に補助光を使うことをせずにHDRに頼るカメラマンも多いと思います。
それでも、外光と室内光のミックス撮影になることも多く、それなりのテクニックが必要ですよね。

この写真は昔ある店舗を4×5インチビューカメラで撮影したものです。
暖かい雰囲気を出すため、わざとデーライトフィルムを使い色を転ばさせています。
Btypeのフィルムを使って正確な色で撮影した写真も押さえていますが・・

室内を撮影するカメラマンは色々な照明器具の色温度を知ることはかなり大切なことです。
電球はどんな発色をするのか、蛍光灯は、LEDは、昼光色は、白色は・・などなど多くの照明器具について精通している必要があります。
室内でカメラホワイトバランスオートで撮影して窓からの光が青白かった経験はありませんか?
室内照明と外光の色温度差のためです。

昔の建築、インテリアカメラマンはこの辺りの理解もできている方が多く、フィルターワークにも長けていました。
最近ではフィルターワークで調整することは少なくなり画像処理でほぼ行いますが、複雑な環境ではその知識が役に立つ場面もまだまだあります。


デジタルになってかなり撮りやすくはなりましたが、それでも専門性の必要な撮影ジャンルになります。
最近、生徒の中に料理撮影と一緒に店舗撮影を撮る撮影をする仕事をする者もいますが、
料理撮影と店舗撮影は全く別のものです。
お客さんに迷惑になる写真を提供しないレベルを目指して建築、インテリア撮影も少しは学んでみてください。


ここからは当社の宣伝です。
シップ写真教室の料理撮影コース
大阪の広告写真スタジオとして36年
建材メーカー、照明メーカーの撮影からホテル・パチンコ店・飲食店などの店舗撮影まで多くの建築、インテリア撮影を行ってきました。
建築、インテリア撮影撮影を学びたいとお考えの皆様がいらっしゃいましたら、是非当社をご検討ください。

シップ写真教室の『料理撮影・商品撮影・建築、インテリア撮影を学ぶことができる』プロフェッショナルコースのホームページはこちら

 

 

🏠シップ写真スタジオの建築、インテリア撮影撮影 TOPページ>>

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商品撮影

2025-01-09 14:26:41 | 写真


高クオティティの商品写真とは
商品撮影は簡単なものではありません。
ほとんどの商品撮影には目的があり、その意図に合わせて撮影を進めないといけません。
商品の持つイメージ、スポンサーの意向、ディレクター・デザイナーの意向などに合わせた撮影が必要です。
売るために撮影するカタログ撮影などの場合は写した商品が売れないといくら綺麗な商品写真でも評価されません。
商品写真撮影では最低限、立体感・色・質感を平面である写真として表現しないといけません。
それプラスでブランドイメージを作れる商品撮影にする必要があり、
その全てをクリアーできた商品写真が高クオティティの商品写真と言えます。

商品撮影技術  立体感のある写真

商品写真に限らず被写体を立体的に表現する照明技術は写真家には必須の技術です。
適切に照明され立体感がうまく表現された商品写真こそ、目指す目標でもあります。
被写体にどう陰影をつけるかで商品写真は変わります。
商品の特徴を出すにはどこから光を当てるのがベストか考えた上で商品の立体感を出しましょう。

商品撮影技術  色の再現

商品写真では影の部分が多いと、色再現が悪くなる傾向があります。
商品撮影のライティングで色を出すためには、
フロントライトやプレーンライト(カメラ側からのライト)を使う事が有効です。
また、デジタルカメラではセンサーの問題で偽色がでますので、
撮影済みの商品写真は必ず商品を確認しながら画像処理で色を調整する必要があります。

商品撮影技術  質感描写

商品写真では光の反射具合の差を使って商品の質感を表現します。
ライティングで質感を表現するためには、ハイライトやテカリを商品に入れることで質感描写します。

商品撮影の種類

白背景・グレー背景の商品撮影

白背景撮影は実はかなり難しい撮影ですが商品撮影の基本ともなるものです。

色付きの背景で撮影した場合は、背景の色が商品に影響します。
白・グレー背景の商品撮影では色かぶりのほとんど無い商品写真を作る事ができます。
白・グレー背景の商品撮影の場合も、商品に白・グレーが反射し影響を与えます。
Amazonなどの商品撮影は白背景撮影では無く、切り抜き撮影で白いところに商品写真を貼っています。


カラー背景・シチュエーションを作る背景

商品のイメージを構成したり、高級感を出したりなどいろんな場合でいろんな背景で撮影します。
代表的なものは色付き背景、石目、木目、タイル、布、アクリル板など様々です。
色背景のある商品撮影では一例を挙げると、ブラックの場合は重厚感、高級感と言うようなイメージ作りに役立ちます。
ただし色かぶりや商品への背景の写り込みなど気を付けないといけない事もあります。
シチュエーション背景での撮影とは商品の使用シーンをイメージしたりインテリアを背景に撮影する事です。
商品の使用シーンで撮影することで、消費者に購入後のイメージを想像させます。
ただ、あまりにも背景がごちゃごちゃしていると、商品に目がいかなくなるので、撮影する際は注意が必要です。

 

切り抜き撮影

商品撮影の王道です。
撮影商品の周りの影響を受けないように撮影します。
エッジを綺麗に立てたり、シャドー部を黒で閉めたりと細かい細工をします。
多くは商品だけを切り取ってRGB255/255/255の白に貼り付けてます。
白背景に切り取った白い商品を貼っても溶け込まないように撮影しないといけません。
メーカーの製品撮影も多くはこの切り抜き撮影です。
相当な撮影技術を必要とする商品撮影です。


自分で商品撮影をするために必要なポイント

商品写真の撮影スペース
商品撮影時に照明セッティングなど含めて考えると出来るだけ広い場所が必要になります。
商品撮影する場所としては自然光が入らない部屋が必要です。
外光と商品撮影の照明では色温度が違いますのでミックスで撮影すると色被りして良い商品写真になりません。
商品撮影をおこなうにはゆとりのあるスペースで窓などは遮光カーテンで防げる環境が必要です。

商品撮影を行うカメラとレンズ
プロが使う高価なカメラはあまり必要ではありません。
フルサイズである必要もありません。APSでもマイクロフォーサーズでも問題ありません。
写真初心者にはAPS、マイクロフォーサーズの方がピントなどの問題で使いがってが良いかもしれません。
相当大きなポスターなどの写真でなければ、最近の1眼デジタルカメラならどんなものでも大丈夫です。
レンズもキットレンズで望遠レンズがあればそれで大丈夫です。
撮影時の注意としては商品の歪みが怖いので、ズームレンズでは必ず望遠の方で撮影してください。
フルサイズセンサーで100ミリ前後がおすすめです。
『レンズはプロでも使用しているもの』を勧める方もいますがどこのプロのことでしょうか?
そんなに精度がいるなら、135のカメラでそもそも撮らないと思います。
通常のオフセット印刷程度なら市販のキットレンズでも十分だと私は考えます。

商品撮影用の照明機材
商品撮影をおこなうために必要な撮影用照明機材について。
ストロボ、電球、蛍光灯、LEDなどどんなものでも同じ色温度の照明なら大丈夫です。
最近のオススメはLEDです。
電球の耐久性や電球型のLEDの光の広がり方が写真電球に近い物があるためです。
商品撮影を初心者がする時には商品に当たる光を肉眼で確認できることは大変役に立ちますし、勉強しやすいからです。
また、ストロボを複数購入することを考えるとかなりお安くライトを用意できます。

『クリップオンストロボ』はオフストロボライティングができてもあまりお勧めしません。
クリップオンストロボのオフストロボライティングはかなりレベルが高いので商品撮影初心者には向きません。

商品撮影のための露出
商品撮影をおこなうために必要な撮影用機材に露出計があります。
カメラにも露出計はついていますが、精度良く光の強弱を図るためには入射式の露出計を持つべきです。
商品撮影で光の強さ(半段差・1/3差)が意味を持ちますから。
複数の照明を使っている時には、それぞれの照明の商品に当たる明るさを測ることが必要になります。
この差を利用して立体感を構成したりします。

商品写真の写真編集
商品撮影した商品写真は撮って出しでは良い商品写真とは言えません。
ほぼ全ての場合、写真編集ソフトによる作業が必要になります。
撮影時にイメージしていた商品写真に近づけるためにです。
例えば、撮影した商品写真の黒の締まりが悪いなどはレベル補正で黒の位置を指定し直さないといけません。

 

商品写真のライティングについては過去のブログにも一部書いていますのでそちらもご覧ください。
商品写真のライティングは幾万通りもあるので全てを解説できませんが、少しずつブログ内でも紹介していきますので
よければ、また私のブログにご訪問ください。


商品撮影をカメラマンに依頼する
今回は商品撮影を始めたい方でもご理解いただけるよう
『商品撮影を始めるために知っておきたい基本』について書かせていただきましたがいかがでしたでしょうか?

実際には商品撮影をおこなうスペースの問題や技術を学ぶための時間の問題などもあり、
自身での商品撮影が難しいと思われた方もいらっしゃると思います。
そんな方には商品撮影をするプロにご依頼することをお勧めします。

依頼するときの注意点や依頼の方法について
通常商品撮影をするカメラマンに依頼する場合は、カメラマンに撮影の相談、商品撮影の撮影方法に関する打ち合わせが初めに必要になります。
その後、撮影が決まればスケジュールが決まって撮影、納品となります。

<撮影料金の相場>
インターネットを検索すると撮影料金を出しているところも多くありますが、
私は撮影料金で定価を出すのは難しいと考えています。
クライアントの求める商品写真を創るために必要な費用が撮影料金だからです。
一つの商品を撮るにも、何百通りもある撮影方法から一番最適な撮影方法で撮影するためです。
プロカメラマンなら予算も加味しつつも、その中で一番最適な撮影方法を提案してくれます。

撮影に定価が無いことを理解できましたでしょうか。
でも、なんでも時価では頼みにくいと思います。
そこで大阪の写真スタジオのカメラマンの撮影料金の目安を記しておきます。
商品撮影をするカメラマンの技量もまちまちですし、商品写真の品質も凄い差があります。
私の知るそこそこ腕のあるカメラマンの撮影料金の目安です。
30年前の撮影料金と現在の撮影料金はあまり変わっていません。

単品撮影 技術的に簡単な場合3000円〜技術的に難しい場合10000円程度
イメージ撮影 技術的に簡単な場合5000円〜技術的に難しい場合上限はありません
製品撮影 技術的に簡単な場合10000円〜技術的に難しい場合50000円程度
撮影点数が多いと値引きが入ることが多いと思います。


<商品写真撮影の依頼で避けるべきところ>
1,クラウドソーシングサービスを通してカメラマンに撮影を依頼することはお勧めできません
クラウドソーシングサービスに多くのカメラマンが登録していますがお勧めできません。
撮影料金を抑えるためにクラウドソーシングサービスで一括見積もりを取る方もいるかもしれません。
しかし、それは大変間違ったことだと思います。
クラウドソーシングサービス登録カメラマンの撮影スキルは悪い方に玉石混交です。
商品撮影が上手いカメラマン1割以下、下手なカメラマン半数、カメラマンとも言えない者もたくさん登録しています。
撮影料金が安いから適当な商品写真で良いならクラウドソーシングサービスでも問題ありません。
しかし、品質の良い商品写真を求めるのでしたらクラウドソーシングサービスはお勧めできません。。
良いカメラマンでも、高い手数料をかぶるカメラマンは高品質な商品撮影はできません。
本当にお安く良い商品撮影を撮って欲しいのでしたら、直接写真スタジオのホームページにお問い合わせいただくことをお勧めします。

2,ホームページであまり安すぎる撮影料金を提示するところはお勧めできません。
当たり前ですが、撮影方法によってや撮影時間も技術的レベルも変わります。
例えば、私どもでは技術的に難しくない商品撮影でも1日に20点程度しか撮影できません。
そして、デジタル画像ですので画像処理に半日必要になります。
合わせて1日半のアシスタントとカメラマンの2名の人件費とスタジオ経費を考えていただければわかりますが
1カット3000円以下では撮影でき無いとなります。
インターネット上にある、少ない撮影点数で1点1000円以下のところは、かなり商品撮影スタジオとしては怪しいと思います。
普通にプロレベルの商品撮影をしていたら1点1000円以下なら赤字になるからです。


🏠シップ写真スタジオの商品写真撮影 TOPページ>>
大阪で商品撮影を依頼するなら当社もご検討ください。
大手写真スタジオで修行後、独立して36年に渡り多くの商品撮影に携わっております。


 

 

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オーディション写真の撮影について

2025-01-07 14:32:20 | 写真

オーディション写真撮影について

就職やアルバイト用の履歴書に貼る証明写真とは異なり、
「全身写真」と「バストアップ写真」の2枚を必要とする場合が多いです。
全身写真とは頭の上からつま先までを撮影したスタイルや全体の雰囲気を見る写真のことで、
バストアップ写真とは頭の上から胸の下または腰くらいまでの上半身を撮影した顔を見るための写真のことを指します。
オーディションは、一次審査が書類選考は書類選考のみの場合が多いです。
ですので、オーディション写真は、オーディションに参加する方にとっては大事な写真です。
被写体の肌や髪のコンディションを整えるのはもちろん、
応募するオーディションに適した写真の撮り方も押さえて、最高の1枚を撮影しなければいけません。

全身写真の撮り方

オーディション用の全身写真は、上から撮ると脚が短く見えてしまい、
下から撮ると全身のバランスが悪くなることがあります。
魅力的に見えるオーディション写真を撮るには、アングル・レンズのチョイスが大切になります。
多くの場合、カメラマンは、少し長めのレンズで正面またはやや下からのアングルで撮ります。
被写体の体をやや斜めにして顔だけを正面に向けると、印象の良い全身写真を撮ることができます。

バストアップ写真の撮り方

オーディション用のバストアップ写真は、顔立ちがよく分かるように撮影します。
私の場合、オーディション用の撮影の場合には被写体に過剰なメイクは求めずに、
ライティングで顔のTゾーンなどに光を当て表情を作っていきます。
また、顔を見る角度にもより表情の良いところもあるので、撮影前にどの角度から見る顔が良いか確認して撮影します。

ヘアメイクについて

当社ではオーディション写真を撮るときヘアメイクは被写体自身にお願いしています。
ヘアメイクは、ナチュラルに仕上げるのがおすすめですので被写体本人のヘアメイクで十分だと考えています。
採用担当者が見たいのは盛りメイクではなく素の魅力なので、
アイメイクで目元の印象を良くしたりする程度で良いと思います。
撮影時はパウダーでテカりを抑えたりと撮影しながらメイクの修正は必要です。
オーディション写真を撮るときは、メイクも大切ですが素肌をきれいに見せて撮影することがポイントになります。
素肌をきれいに見せるライティングも重要という事です。
ヘアスタイルも注意が必要です。
ボサボサの寝癖が付いていたり、前髪で目が隠れていたり、
髪の毛でフェイスラインが覆われていたりする写真は印象を下げてしまいます。
丁寧にブラッシングして、長い髪の毛は後ろで束ねるかヘアアイロンで整えます。
撮影する方としては、髪の毛を光らす必要があるのか、アホ毛(浮き毛)はなど注意を払う必要があります。

 

オーディション写真を撮るときの服装

オーディション写真を撮るときの服装は、スタイルが分かりやすいよう適度なフィット感のあるものが良いと思います。
手足がわかる、体型がわかるなどシンプルな服装が良いと思います。
要はスタイルが分かりにくくなる服装は避けたほうが無難という事です。
撮影依頼が来た時に、服装については話しておいた方が良いと思います。

 

具体的な撮影方法については
『写真館開業を目指す生徒との会話から』プロフィール写真の撮影方法について。
をご参考ください。

 

 

 

🏠シップ写真スタジオのオーディション写真 TOPページ>>

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料理写真撮影の撮り方

2025-01-06 14:46:56 | 写真



撮影技術  立体感のある写真

料理写真に限らず被写体を立体的に表現する照明技術は写真家には必須の技術です。
適切に照明され立体感がうまく表現された料理写真こそ、目指す目標でもあります。
被写体に陰影をつけるだけでは料理撮影は成り立ちません。
単に陰影をつけるのではなく、その陰影が連続的で滑らかなことが重要です。
また影をつける事は、色の再現について問題が出る場合がありますので注意が必要です。

撮影技術  写真のコントラスト

写真の明るい部分と暗い部分の差または明暗比をコントラストといいます。
コントラストがうまくコントロールされていない料理写真が多く見受けられます。
なぜ、プロカメラマンは多灯するのでしょうか?
補助光を用いて暗部を少し持ち上げたりしてコントラストの調整をするためにも多灯します。
人の目とは違い、カメラではコントラストが非常に高い状態の写真の場合、
シャドー・ハイライトのグラデーションが急激に変化し見辛い写真になっています。
人の目は勝手にコントラストを補正・調整してものを見ています。


撮影技術  シズル感(照り)

食物・料理のシズル感をいかに表現するかは、料理を撮影する写真家にとっては常に考えなければいけないことです。
シズル感を表現するにあたって、照り部分の質感描写は非常に重要です。
料理のテカリ・照りの表現ではハイライトから中間調そしてシャドー部へと微妙に連続的に変化する適切なグラデーションでの質感描写が必要です。
ネット上では、照明機材としてボックスライトを使用して料理撮影している物も紹介されていますが
ボックスライトでは微妙に連続的に変化する適切なグラデーションでの質感描写ができません。
私の料理撮影・商品撮影では、ボックスライトは使用しません。
モデル撮影でも自作の大きなボックスライトは使いますが市販の小さなボックスライトは使用しません。

 

撮影技術  色彩

料理を美味しそうに見せるには、色の鮮やかさも重要な要素です。
料理写真は色彩の豊かさをうまく使う必要があります。
色の転び、濁りを無くし、、鮮やかな料理写真を創る必要があります。
デジタルの画像処理で鮮やかさの問題は彩度だけなら比較的簡単にクリアできます。
しかし、画像処理だけでは難しいこともあります。
鮮やかに見せるためには、色の濁りを極力なくし、より鮮度を強調してやる必要があります。
これには撮影時のライティングがものを言います。
ホワイトバランスを調整して、シャドー部の濁りを減らし、適正に撮影することが大事です。
ラィティング技術についておいおい書いていきます。


撮影技術Point6  シズル感の演出

広告の料理写真では、温かい料理から立ち上る湯気、鍋料理などの泡立ち、冷えたドリンクの水滴など演出するものもの多くあります。
広告の料理写真は人為的に強調されて表現されています。
湯気を例に挙げますと、普通にとっても写りにくいので撮影時、背景を暗くする事は当然ですが
器に細工をしたりして人工的にスチームを送り込んで湯気を強調したりします。
予算の少ない撮影では手持ちの湯気の画像を使い、画像処理で湯気を付け加えたりもしますが、やはり実写には負けます。

出来立ての美味しそうに盛られた料理をそのままに撮影したのでは、シズル感が不十分であることも多いのです。
”シズル感”を演出するノウハウを持つことはプロとして当然のことですので勉強してください。

ここまで、シズル感の演出について述べてきましたが、一番重要なのはシズル感の演出にはライティングが大切という事です。
料理撮影においてはさまざまなノウハウが必要ですが、
せっかくの美味しい料理を生かすも殺すも照明技術・ライティングであるとゆうこと念頭に料理撮影を学んでみてください。

 

ここからは当社の宣伝です。
シップ写真教室の料理撮影コース
大阪の広告写真スタジオとして36年
大手通販会社の料理撮影、百貨店のギフト用の料理撮影、チェーン展開する企業などで多くの料理撮影・店舗撮影を行ってきました。
料理撮影を学びたいとお考えの皆様がいらっしゃいましたら、是非当社をご検討ください。

シップ写真教室の『料理撮影・商品撮影を学ぶことができる』プロフェッショナルコースのホームページはこちら

 

 

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