残酷な王と悲しみの王妃 | |
クリエーター情報なし | |
集英社 |
ですが、病院に行って待っている間に読もうと
久しぶりに「本」を読みました。
なぜ、この本を手に取ったのか理由は自分でも良くわかりませんが
この一週間の病院の待合室で読んでしまいました。
なかなか面白い、「毒のある本」でした。
まあ、昔の王室なんぞ゛王の自分勝手゛で成り立つようなものなので
王妃選びは自分が王になってしまえば好き放題。
で、嫌になれば「どんな理由をつけてでも退け」はたまた、ギロチン台。。
あああ・・おそろしや。
ただ、王妃は自分の跡継ぎを作るための道具。
悲しいなあ・・
表紙の「マルガリータ王女」は、ベラスケスの有名な絵なので
よく知っては居たのですが、幸せだったのはこの小さき時だけだったようで・・
愛らしい子供らしい「ぷっくり」したほほもこの時期だけ??
この王女は、とても短命だったそうです。
王室は、宗教との関係が深いので近親結婚が多く
だんだんと゛血が濃くなりすぎ゛、弱い子ばかりになり育たない、などで
王室も廃れていったそうです。
この手の本が、「イギリス王室の物語」「誰も知らない゛名画の見方゛」など
あるので、また楽しみに読みたいと思います。
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