うたたね猫のお気楽生活【復活版】

ビーズに家庭菜園、バラに読書・・多趣味すぎてお金もありませんが、それでも毎日元気で生きてます。

残酷な王と悲しみの王妃

2012-03-17 21:56:48 | 本の紹介
残酷な王と悲しみの王妃
クリエーター情報なし
集英社


ですが、病院に行って待っている間に読もうと

久しぶりに「本」を読みました。

なぜ、この本を手に取ったのか理由は自分でも良くわかりませんが

この一週間の病院の待合室で読んでしまいました。


なかなか面白い、「毒のある本」でした。

まあ、昔の王室なんぞ゛王の自分勝手゛で成り立つようなものなので

王妃選びは自分が王になってしまえば好き放題。

で、嫌になれば「どんな理由をつけてでも退け」はたまた、ギロチン台。。

あああ・・おそろしや。


ただ、王妃は自分の跡継ぎを作るための道具。

悲しいなあ・・


表紙の「マルガリータ王女」は、ベラスケスの有名な絵なので

よく知っては居たのですが、幸せだったのはこの小さき時だけだったようで・・

愛らしい子供らしい「ぷっくり」したほほもこの時期だけ??

この王女は、とても短命だったそうです。


王室は、宗教との関係が深いので近親結婚が多く

だんだんと゛血が濃くなりすぎ゛、弱い子ばかりになり育たない、などで

王室も廃れていったそうです。


この手の本が、「イギリス王室の物語」「誰も知らない゛名画の見方゛」など

あるので、また楽しみに読みたいと思います。




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