今日は出張に出かけました。
直帰することができたので、いつもより少し早く帰宅しました。
いつものようにR8を走っていると、米山のシーポートとフィッシャーマンズケープにさしかかりました。
震災直後は、ホテルの壁面から落下したコンクリート片、暗く静まりかえった生鮮、海産物売り場やレストランで、毎週末には、観光客と海産物を求める人々のバスや車でにぎわっていたところと同じ場所とは思えないほどでした。
それが、傾いた売り場を重機でつり上げ(?)修復したり、ホテル部分の壁面にロープを伝って下り修理したりする作業員の方々が見られるようになりました。その様子を見ていると、このまま、再開できるのだろうかと思うくらいでした。
いつもの夏なら、駐車場を埋める乗用車やバスで、渋滞するのに、今シーズンは、やはり震災のせいで、にぎわいは無理なのかなと思っていました。
ところが、今日、海産物を求める人々の活気が戻ってきていたのです。
もちろん、お客さんたちの人数はまだ少ないですが、震災後2週間で
復興の兆しです!!。
思わず「柏崎に来てくださってありがとう。」とつぶやいていました。
帰宅後、親戚の所用があって、鯨波海水浴場の浜茶屋に行きました。
海水浴場には、人っ子一人いません。
いつもの夏なら、道の両側が車で埋まるのに。
浜茶屋で話しました。
「だれもいないね。」
「この前までは、復興作業に来た人たちを少し泊めていたんだけれど
まだ、ガスが来ないでしょ。お風呂に入れないからと、よそに行ったんだよね。」
「そうなんだ。ガスは家の方でもまだだよ。この前柏崎日報を読んでいたら、
長野から久しぶりに鯨波に泳ぎに来た人の記事が載っていたよ。」
「○○に来てた人だね。」
「『以前に海水浴に来た鯨波に行く。復興の役に少しでも立てばと思って。空いてい て、海がとてもきれいで。』そんなことが書いてあったよ。」
「そう、今すっごくきれいなの。だれも来ないから。海岸にはゴミなんかないし、海 水は透き通っているし・・・。もう、商売あがったり(笑)。」
「8号のところに看板を出したね。鯨波海水浴場やってますだっけ。」
「この土日が勝負かな。でも、無理だろうね。」
「こんなときだから、柏崎に来て欲しいね。がんばってます。
放射能は大丈夫です。復興の様子なんかも見て欲しいね。」
「おいでおいで(自分の浜茶屋にお客さんに入ってもらうために声をかけながら誘導 すること。例年ならアルバイトさんが何人もならんで、呼び込みをしています。) をしなくちゃね。」
「それなら、8号に立って呼び込みしなくっちゃ。
いや長野県境や糸魚川辺りでしなくちゃね(笑)。」
そんな会話をひとしきりして帰ってきました。
みなさん!!柏崎に来てください。
海きれいですよ。
放射能汚染なんてありません。
復興のための寄付ありがとうございます。
でも、みなさんが一人でも、海の柏崎に遊びに来てくださることが、
なによりの励ましです。
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