今年、教員評価制度実施され、当校でも
個人評価シートを作成しました。学級減に伴い職員数が減ったために
週あたりの空き時間が2時間となった、今年度。
子ども達が登校して下校するまで、教室を離れることができません。
週2回ばかりの空き時間では、学級事務や授業の準備は、
もっぱら、勤務時間後です。ただでさえ忙しいのに、
評価関連の個人シートを作成する仕事がまた、増えた訳です。
時間がないため、ここのところ帰宅は毎日9:30~10:00過ぎ。
父が亡くなって、一人で帰宅を待っている母は、
「こんな時間まで何をしているの。」
「家のことだって何もしないのだから。」
「私だって年なんだから、いつまでも夕飯を作ったり
風呂掃除をしたりしていられないんだよ。」
と、毎日機嫌が悪いです。
この上、教員免許状の更新のために、
年間30時間の研修を課されることになるのです。
どこまで、私たちの仕事は忙しくなるのでしょう。
明日の土曜日。午後には家の用があるので、
午前中、学校の仕事に行ってこようと思っています。
学年のK先生。今日は午後から出張でした。
出張に出かける前に、私の教室に顔を出し、
Kさん「先生、すみません。明日、学校に来ますか?
もし、来られなかったら、学校の鍵をかしてください。」
私 「来ようかなと思っているのよ。」
Kさん「何時頃ですか?」
私 「8時…30分頃かな。」
Kさん「分かりました。ありがとうございます。出張に行ってきます。
お願いします。」
私 「気をつけてね。」
(当校では、玄関の鍵は各学年主任に配当されています。)
放課後
O先生 「先生、ちらっと聞いたんだけど、明日来るんだって?。」
私 「そう。仕事がたまっちゃってね。」
O先生 「私も来ようかな。子どもは、だんなに預けて。」
他の先生
「何時頃来られますか?私も来たいな。」
なかよく休日無給出勤の和が広がりました。
この先生は、今年12年研修。学校の日常の仕事の他に
1年間かけて行われる県の研修です。
教員の資質向上のために、年間いくつもの講座を受講し、
学級の子どもを置いて、1日出張の日も数日。
長期休暇の長期研修も夏と冬にあります。
彼女は、0歳から4歳までのお子さんと
県外出張の多い企業に勤める伴侶、その両親を暮らしています。
お~い、みなさん、週休2日はどこへ行ったの?
休日は、たまった仕事を片付ける日になっています。
それでも、国は、マスコミは、保護者は、
もっと働け、もっと働けと言っている
そんな強迫観念すら覚えそう……
じわじわと国家によるしめつけが
行われているような気がしてなりません。
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