
数年ぶりに、雛人形を出しました。 ガラスケース入りのコンパクトな木目込み人形のタイプですが、15人揃ったお雛さまです。

友人に「55年モノ?!」と言われました。
初節句前に買ってもらったとすると、正しくは54年かと思いますけど、いずれにせよかなり年季が入っていますね。
髪の毛がごそっと取れて、ズラみたいになっていたしー(接着剤で貼りました。)
ぼんぼりとか、破損してるしー(セロハンテープで貼りました。)

これまで、いつも適当に並べていましたが、たまにはきちんと飾ってみようと思いまして、正しい飾り方を調べてみたら。
お雛様って思った以上に、奥深かった!
あなたは、お雛様を正しく並べることができますか?!
クイズにするので、挑戦してねー!!




※写真ではお内裏さまの前に「お膳」を飾っておりますが、段飾りの場合、お膳や菱台は「随身」の左大臣・右大臣の間に置くことが多いようです。
お内裏様の間には、あるものを置くのが一般的ですが、さてなんでしょう?

この中に1人だけ既婚者がいますが、さて誰でしょう?



1・楽師はみな長髪だったから。
2・楽師は皆、子どもだったから。
3・楽師がかぶっている侍烏帽子には、おかっぱが似合うから。


1・内閣総理大臣と、官房長官のようなもの。
2・殿様が狩りに行くときに、同行する人。
3・今でいうところのSP(護衛)。




では、関西版では、一体何を持っているのでしょうか?




いかがでしょう? 答えはお分かりになりましたか?
答えについては、姉妹サイト「お祝いの着物:初節句>雛人形」に書いていますので、ぜひこちらも読んでやってくださいねーーー!!



御殿仕様になった雛人形を、御殿飾りというそうですが、この御殿飾りの飾り方は、どうなるのでしょうね~?
毎年、町田市芹が谷ふれあい会館のひな祭りで、お写真を撮らせていただいているのですが、過去の写真を見返してみたら、いろいろなバージョンがあって楽しかったです。



2013年3月撮影の「伊豆稲取雛の館」の御殿雛は、こんな感じで飾られていましたよー


お雛様は、女の子の健やかな成長と幸せを祈るお守りのお人形ですから、本人が良ければそれでいい♪
結局のところ、「これが絶対」という正しい飾り方は、無いのかもしれないですね。
それにしても、今まで知らなかったお雛様について、いろいろわかって良かったです。
今年は飾るのが遅かったので、4月3日まで飾ってあげて、来年は立春あたりには出してあげたいと思います。
貴方のお雛様は、毎年飾ってあげていますか? もしも飾っていないなら、たまには出してあげてくださいねー