☆渋谷コク―ン歌舞伎 桜姫 BUNKAMURA ☆
渋谷コク―ン歌舞伎「桜姫」の初日を観てまいりましたぁ~!
7月5日(日) 正午、SHIBUYA109前から東急本店前までの
文化村通り約300mを、みこしと人力車7台で練り歩いた
“お練り”でも話題となりました渋谷・コクーン歌舞伎第十弾の「桜姫」です♪
七之助さんの桜姫↑
めちゃめちゃおキレイです♪
本当の女性よりも女性らしいその物腰に、酔いしれてしまいましたぁ♪
コクーン歌舞伎の合言葉は・・・
「渋谷の街で、現代人のための歌舞伎=演劇をつくりだそう!」
だそうでして・・・
伝統ある「歌舞伎」の演目が土台になっているようですが、
そこへたくさんの趣向がこらしてありまして、
観客のためのサプライズが随所に盛り込まれているので
「歌舞伎なんて観たことないし・・・」というきりまるでも、
「わぁ~ きゃぁーーーー ひぇ~」と、
心から楽しむことができました
こちらが渋谷東急BUNKAMURA内のシアターコクーン会場図です
ステージを取り囲むように座席が設けられていて、
役者さんと観客との距離がとても近いのが嬉しいです
花道の代わりに、会場の通路から役者さんが登場(退場)されたりして、
すれ違うように役者さんを拝見することができ、
それだけでもワクワクしてしまいました
本当は、どんなサプライズが用意されていたのか?・・・を
ご紹介したいところですが、それは観てのお楽しみにということで。。。
すでに知られております『鶴屋南北』の「桜姫東文章」という
「桜姫」の原作(あらすじ)について、面白いなーと思ったことを
書きたいと思いマス
このお話、皆さんはご存知でした?
きりまるは、当日パンフレットを開いて初めて知ったのですけど・・・
「すっげーな!! この話ーーーー!!」
と、この一言につきる感じ。
姫の話なのに、因縁・幽霊・強姦・仇となんでもありです!
元は人形浄瑠璃の「一心二河白道」というお話から、近松門左衛門が
歌舞伎として取り上げて、後のちに南北が「濡れ場」を盛り込んだりして、
完成させたそうなんですけど~
そのすごい話を、もう少し詳しく書きますと・・・
主人公のこのヒト桜姫は、公家のお姫さまなんですけどね・・・
間男に犯され、妊娠までしちゃうんですけどね、
その間男に惚れちゃいまして、
彼の腕にあったのと同じ刺青を、自分で彫っちゃったりして~
上品で育ちの良い「姫様」のわりに、ちょっとアツイ女性なんですぅ
しかも、産まれながらに左手のこぶしが開かないという
ハンディキャップを持っていて、それで縁談が破談になったりもして・・・
徳の高いお坊さんのおかげで手が開いたと思ったら、実は姫の前世は、
そのお坊さんの「男色の相手(ゲイ?)」だったことが
発覚したりもして・・・(恋に悩んで入水自殺しちゃった稚児白菊丸だった)
恋人の生まれ変わりと気づいた坊さんに迫られて、
うっかり坊さんを殺しちゃったりもして・・・(てか、坊さん自身でつい喉切っちゃったんだけど)
再会した盗賊(夫になる)の指図で、
女郎になって名を上げちゃったりもして・・・
売れっ子遊女となったのに、坊主の幽霊にとり憑かれちゃったりもして・・・(怖がってはいないけど)
さらに惚れた男は、実は父と弟を殺して、
家宝を盗んだ仇だったので、夫であるソイツも殺して家宝を取り戻しちゃったりもして・・・
つまり・・・
前世のおホモ達の坊主と、強姦&盗人&親の仇の夫を葬りさって、
浮名を流した過去もなかったことにして、
しっかりちゃっかりお公家のお姫様に返り咲く!!
・・・そんな波乱万丈な人生を送る、美しく、たくましく、
どこまでも純粋でいて、色っぽい・・・そんなお姫さまのお話。 そんな感じぃ~
とはいえ、七之助さん演じる舞台での「桜姫」は、
そんな大胆な女性であるということを忘れてしまうほど、
終始、華麗で・はかなげで・上品で・・・・
「女でも思わず惚れてしまいそうな」素敵なお姫さまなのでした~
余談ですけどぉ~
その昔、高位の僧は妻帯することが禁じられていたので、
身の回りで働く稚児を同姓愛の対象とすることが黙認されていたそうで・・・
趣味云々の話ではなく、女がダメだから、男!!・・・って、それでいいのか?!
と思っちゃうんですけどぉ~
そういえば、百人一首の和歌が、
ドロドロとした求愛・恨み事・片思いのエロい歌が多いってことからも・・・
昔は今のような娯楽がなかった為、人々の関心事はダントツ『エロ』だった
・・・と聞いたことがありますが~なんだか納得・・・
話がちょっとそれちゃいましたが・・・
こんな「すっげー話」が分かりやすく、登場人物の魅力たっぷりに、
演じられ、あっと言う間の3時間でありました
渋谷・コクーン歌舞伎「桜姫」は、7月30日まで公演予定だそうですので、
ぜひご覧になってみてくださいねーーーー
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/index.html
おまけ
見せ場や、キメポーズでかかる「中村や!!」等の声、
カッコイイですね~
あれは、誰がかけるとか、どこでかけるとか、
決まっているものなのでしょうか? かけてみたいです~
歌舞伎の役者さんは、幼い頃からそれは大変な稽古をされるそうですけど、
男だけであの演技、あの女らしさ・・・・すごいですよねぇ~
初日ということで、キリっと絽のお着物をお召しになられた、
役者さんのご家族の女性がたくさんお見えになっていました。
皆さんの着物姿もまた、とても素敵で・・・・
どっぷりと、歌舞伎という世界に魅せられて~
何度も何度もパンフレットを読み返したきりまるなのでありました
記念に買ってもらった「七転び八起き扇子」デス
「全国もりあがり情報」掲載中のインコのクー♪と懸賞大好き!記事
「ためサイト」掲載中のインコのクー♪と懸賞大好き!記事
「トレンドピックアップ」掲載中のインコのクー♪と懸賞大好き!記事
「リトルキッチン」掲載中のインコのクー♪と懸賞大好き!記事
渋谷コク―ン歌舞伎「桜姫」の初日を観てまいりましたぁ~!
7月5日(日) 正午、SHIBUYA109前から東急本店前までの
文化村通り約300mを、みこしと人力車7台で練り歩いた
“お練り”でも話題となりました渋谷・コクーン歌舞伎第十弾の「桜姫」です♪
七之助さんの桜姫↑
めちゃめちゃおキレイです♪
本当の女性よりも女性らしいその物腰に、酔いしれてしまいましたぁ♪
コクーン歌舞伎の合言葉は・・・
「渋谷の街で、現代人のための歌舞伎=演劇をつくりだそう!」
だそうでして・・・
伝統ある「歌舞伎」の演目が土台になっているようですが、
そこへたくさんの趣向がこらしてありまして、
観客のためのサプライズが随所に盛り込まれているので
「歌舞伎なんて観たことないし・・・」というきりまるでも、
「わぁ~ きゃぁーーーー ひぇ~」と、
心から楽しむことができました
こちらが渋谷東急BUNKAMURA内のシアターコクーン会場図です
ステージを取り囲むように座席が設けられていて、
役者さんと観客との距離がとても近いのが嬉しいです
花道の代わりに、会場の通路から役者さんが登場(退場)されたりして、
すれ違うように役者さんを拝見することができ、
それだけでもワクワクしてしまいました
本当は、どんなサプライズが用意されていたのか?・・・を
ご紹介したいところですが、それは観てのお楽しみにということで。。。
すでに知られております『鶴屋南北』の「桜姫東文章」という
「桜姫」の原作(あらすじ)について、面白いなーと思ったことを
書きたいと思いマス
このお話、皆さんはご存知でした?
きりまるは、当日パンフレットを開いて初めて知ったのですけど・・・
「すっげーな!! この話ーーーー!!」
と、この一言につきる感じ。
姫の話なのに、因縁・幽霊・強姦・仇となんでもありです!
元は人形浄瑠璃の「一心二河白道」というお話から、近松門左衛門が
歌舞伎として取り上げて、後のちに南北が「濡れ場」を盛り込んだりして、
完成させたそうなんですけど~
そのすごい話を、もう少し詳しく書きますと・・・
主人公のこのヒト桜姫は、公家のお姫さまなんですけどね・・・
間男に犯され、妊娠までしちゃうんですけどね、
その間男に惚れちゃいまして、
彼の腕にあったのと同じ刺青を、自分で彫っちゃったりして~
上品で育ちの良い「姫様」のわりに、ちょっとアツイ女性なんですぅ
しかも、産まれながらに左手のこぶしが開かないという
ハンディキャップを持っていて、それで縁談が破談になったりもして・・・
徳の高いお坊さんのおかげで手が開いたと思ったら、実は姫の前世は、
そのお坊さんの「男色の相手(ゲイ?)」だったことが
発覚したりもして・・・(恋に悩んで入水自殺しちゃった稚児白菊丸だった)
恋人の生まれ変わりと気づいた坊さんに迫られて、
うっかり坊さんを殺しちゃったりもして・・・(てか、坊さん自身でつい喉切っちゃったんだけど)
再会した盗賊(夫になる)の指図で、
女郎になって名を上げちゃったりもして・・・
売れっ子遊女となったのに、坊主の幽霊にとり憑かれちゃったりもして・・・(怖がってはいないけど)
さらに惚れた男は、実は父と弟を殺して、
家宝を盗んだ仇だったので、夫であるソイツも殺して家宝を取り戻しちゃったりもして・・・
つまり・・・
前世のおホモ達の坊主と、強姦&盗人&親の仇の夫を葬りさって、
浮名を流した過去もなかったことにして、
しっかりちゃっかりお公家のお姫様に返り咲く!!
・・・そんな波乱万丈な人生を送る、美しく、たくましく、
どこまでも純粋でいて、色っぽい・・・そんなお姫さまのお話。 そんな感じぃ~
とはいえ、七之助さん演じる舞台での「桜姫」は、
そんな大胆な女性であるということを忘れてしまうほど、
終始、華麗で・はかなげで・上品で・・・・
「女でも思わず惚れてしまいそうな」素敵なお姫さまなのでした~
余談ですけどぉ~
その昔、高位の僧は妻帯することが禁じられていたので、
身の回りで働く稚児を同姓愛の対象とすることが黙認されていたそうで・・・
趣味云々の話ではなく、女がダメだから、男!!・・・って、それでいいのか?!
と思っちゃうんですけどぉ~
そういえば、百人一首の和歌が、
ドロドロとした求愛・恨み事・片思いのエロい歌が多いってことからも・・・
昔は今のような娯楽がなかった為、人々の関心事はダントツ『エロ』だった
・・・と聞いたことがありますが~なんだか納得・・・
話がちょっとそれちゃいましたが・・・
こんな「すっげー話」が分かりやすく、登場人物の魅力たっぷりに、
演じられ、あっと言う間の3時間でありました
渋谷・コクーン歌舞伎「桜姫」は、7月30日まで公演予定だそうですので、
ぜひご覧になってみてくださいねーーーー
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/index.html
おまけ
見せ場や、キメポーズでかかる「中村や!!」等の声、
カッコイイですね~
あれは、誰がかけるとか、どこでかけるとか、
決まっているものなのでしょうか? かけてみたいです~
歌舞伎の役者さんは、幼い頃からそれは大変な稽古をされるそうですけど、
男だけであの演技、あの女らしさ・・・・すごいですよねぇ~
初日ということで、キリっと絽のお着物をお召しになられた、
役者さんのご家族の女性がたくさんお見えになっていました。
皆さんの着物姿もまた、とても素敵で・・・・
どっぷりと、歌舞伎という世界に魅せられて~
何度も何度もパンフレットを読み返したきりまるなのでありました
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