きさな堂~kisana-do~

尼崎でプリザーブドフラワーとアートフラワーの花屋をしています。

どんど焼き

2016-01-14 20:53:09 | 日記
兵庫県尼崎市 武庫之荘 きさな堂 ギフトの花屋
営業時間AM10:00~PM7:00
月曜定休(月曜が祝祭日の場合は翌火曜休)

プリザーブドフラワーとアートフラワーの専門店を
しています。
アレンジ素材とギフト商品を販売しています。

きさな堂ホームページ
http://www.kisana-do.com/


こんばんは('∀')きさな堂です。

どんど焼きに行ってきました。
お正月最後のイベントです。

しめ飾りをこの焚火にくべます。


昔は櫓みたいなのを組んでいたので、もっと大きな焚火でした。
神木の枝に火の粉が燃え移って、枝先がちょっと焼け焦げちゃったりしていました。

周囲の地面に穴を掘って、その穴にどんど焼きの焼け炭を入れて網を載せ、
家から持ってきた鏡餅を小さく割ったのを焼きます。

どんど焼きの炭で焼いたお餅を食べると、風邪をひかないと言われています。

昔は30組以上の家族があちこちで焼いていたので、翌日神社にいくと
地面がボコボコしていました。
今はもう、焼いている人はほとんどいません。

子供のころはこのイベントが大好きでした。
地面でお餅を焼くのも面白いし、焼いたお餅はなぜか甘いのです。

伝統的な行事でしたが、あと10年もすればなくなってしまうような気がします。
少子化な上に、寒いのを我慢してまで餅を焼きたい子供もいないでしょうしね…。
盆踊りは相変わらずの人出なのにな。

燃え盛る火と、ひらひら昇っていく火の粉を見ていると、
美術の教科書に載っていた速水御舟の炎舞を思い出します。
あれって幻想的な絵に見えて、写実だったんだなー、と。

以前、ノルウェーのテレビ番組が12時間暖炉の映像を流し続けて高視聴率を取った、と
話題になったことがありましたが、解るような気もしますね。
火が揺れるところとか、薪が燃え崩れていくところとか、見どころ満載です。

この地味~な楽しさ、今の子供たちにも解ってほしいな(^.^)