FUJI ROYAL社製の1kg(プロパン用)焙煎機『煎っ太郎』 です。
開店以来、店の隅に置いていたんですが、どうしても手狭で裏の自宅の納戸に移すことになり、デッキまで出したんですが、なんか懐かしくてデジカメで撮っちゃいました。
サラリーマンの頃は、毎週土日になると自宅の納戸を改造した焙煎室で一日中珈琲豆を焙煎してました。この焙煎機で初めて焼いたのはキューバだったんですが、スイッチを入れるとドラムがウィ~ンとうなりながら回りだし、生豆を投入したら『シャッカシャッカ』とリズムを刻み、そのうち珈琲の良い香りがしてきました。それ以来書いてる「焙煎ノート」も今も続いてます。
でも本当に初めて”珈琲豆を焙煎”したのは、下の写真の『手網焙煎』が最初です。
写真の手網はもう何代目か判りませんが、最初は焙煎室もなく台所のレンジで焼いてみました。・・・・そしたらチャフ(珈琲豆を焙煎した時にはがれ落ちる皮のことです。)が台所いっぱいに落ちて、ママからめちゃくちゃ怒られ、 それ以来焙煎は,、庭にカセットコンロを持ち出して、夏は流れ落ちる汗を拭き拭き 、 冬は木枯らしの中どてらとマフラーと軍手の装備で、 毎週焙煎してました。
しかし、屋外での焙煎の大敵は「雨」と「風」 まあ雨は軒先とか玄関先でやればいいんですが、風が強いと炎が揺れてうまく焙煎できません。 それでホームセンターで台所用のアルミフードを買ってきて、カセットコンロを覆いやっと旨く焼けるようになりました。 でも家の前を通るおばちゃん達からは、奇異な目で見られてました。......
それに比べると「煎っ太郎」はすごく楽でした。 しかし、今度は排気が気になります。「煎っ太郎」には強制排気機能がないので、どうしてもスモーキーな焼き上がりになります。それで小型扇風機を改良して豆の投入口付近に自作の強制排気機を取り付けました。・・・・まあこれでとりあえず、旨く焙煎出来るようになりました。
そんなんでしたから今の焙煎機を使うようになってから、強制排気もあるし、窯内の温度もデジタルで把握出来るし、本当に焙煎自体は夢のように楽に焼けるようになりました。・・・でも「楽」=「おいしい」ではありません!。今の焙煎機ももう少し『遠火の直火』になるよう改良したいと思っています。
話は横道に逸れましたが、とにかく「煎っ太郎」は自宅の方で『隠居生活』に入ることになりました。
煎っ太郎よ!いままでありがとう!。ゆっくり休んで下さいネ!。 ..........................僕はいつになったら、休めるんだろう?。
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