ロスタイム・CＡＦＥ

赤いコンバース

ノスタルジー

2007年04月21日

　※ちなみに今回のタイトルはモーニング娘の新ユニット名ではありません。（古っ！）

　

先日、ママと次女を連れて（連れられて？）靴を買いに行きました。

　
今まで履いてたナイキのブラックが、よれよれになって底がめくれてきたのでママに稟議書をあげていたんですが、やっと許可を頂きました。

　そこで前から買いたかったコンバースの赤い星タイプを買っちゃいました！。

　僕がこの靴を買おうとしてたら、次女が

おと～さん！そんなダサいのやめなっせ！　こっちの方がよかよ！..........

てなこと言いながら、最近流行のナウい シューズをいくつか持ってきました。
たしかにカッコイイし、色も僕がはくパンツにマッチしそうでなかなかいいセンスです。

しかし、僕はやっぱりコンバースが欲しかったんです！。　

　

　学生時代、僕は青い星タイプのレザーのコンバースがお気に入りでした。

　コンバースにleeのジーンズ、それにウエスタンシャツか、アロハシャツが定番です。そしてこの頃は僕にとって、自由で気ままで、それでいて将来に対する期待と不安が入り交じってた・・・でも、一番戻りたい瞬間でもあります。

　

　この頃、足の故障で大学の陸上部を辞め、６年ぶりに髪を伸ばし始めて嬉しくてヘアードライヤーとお手入れブラシセットを買ったこと。

友達の家具屋でバイトしながら家具の配達先のお客さんちで食べた「バッテラ」で初めて見事な『食中毒』を経験したこと。

家具の大売り出しを宣伝する為、車のスピーカーで町中を走り回り、たまたま居た大型犬にスピーカーで「う～ワン！」と言ったら、その大型犬が飛びついてきてあやうく食べられそうになったこと。

遠距離でつき合ってた彼女が久しぶりに僕のアパートに遊びに来たら鍋と家財道具も持ってきて、「いっしょに住もうか？」と言われて、微妙に戸惑ったこと。

その彼女に失恋して公園で寝そべりながら、「大人って、みんなこんな苦しいことを乗り越えたのかなあ、やっぱ大人はすごいなあ」なんて妙に感心したこと。

髪を伸ばしすぎて焼き鳥屋のバイトの時、女性と間違われて「おっ！新しい娘が入ったの？」なんて言われたこと。

・・・・・・・そして、親父が逝ったこと・・。

　その一部始終を見てたのが、コンバースです。コンバースは僕の青春の友なんです。だからこそ、今まであまり履きたくなかった。。でも最近は、昔を振り返ることも今の自分の活力になってます。・・あの頃のようにがむしゃらな気持ちを忘れたくないし・・。

だから、娘よ！ゴメンね！　気に入らなかったんじゃないんだ。　と～さんはコンバースが履きたかったんだヨ。

.....................................でもなんで赤にしたのか？　それはテレビで、あるイタリヤ人が「男は年を取れば取るほどハデになんなさい！それが若さの秘訣です！」なんて言ってたから！。　けして還暦とかじゃありません！。念のため。