====緊急再録掲載====
妹尾隆一郎
1949年6月17日〜2017年12月17日
日本のブルースハーモニカ奏者である Weeping Harp Senoh 妹尾隆一郎を紹介します。
妹尾隆一郎は『Blues』の魅力を日本人に知って欲しいと願い活動した人でした。
Weeping Harp Senoh の演奏を一人でも多くの人に聴いて貰いたいと今回挙げて見ました。
Weeping Harp Senoh の演奏を聴いて見て下さいね。
私が妹尾さんを知ったのは1970年代、高校1年生の頃でした。当時ブルースは日本中を席巻して居て。イギリスのブルースロック・ミュージシャン「ジョン・メイオール」のブルースハープを聴いて、それをコピーして居た私に、黒人の本当のブルースをステージで演奏して教えてくれたのが妹尾さんでした。そしてライブを見に行った後に妹尾さんと話して吹き方を色々と教えて貰いました。それ以来、私は妹尾さんのブルースハープに影響を受けて居ます。妹尾さんは2017年にお亡くなりに成りました。68歳でした。
私も所有して居ます。妹尾さんがその開発に参加したもので絶対の自信を持って、皆さんにお勧めするアンプです。
リバーブは附属して居なくて、プリアンプとメインアンプとの間に各自が好きなリバーブユニットを追加出来る様にインとアウトが装備されて居ます。
私は、一切のユニットを追加しないで、このアンプを素のまま使って居ます。
25cmのスピーカーをトランジスタで30Wの定格出力を持つメインアンプで鳴らして居るが、たいがいのステージで充分な体感パワーを持って鳴ってくれます。
トーンコントロールとインプットゲインを受け持つプリアンプ部は12AX7を2本使った真空管アンプで構成されて居て、この部分の回路は妹尾さんが設計しました。 その分、厚い音色が充分得られます。
妹尾さんはSeno-Tera 『One More Mile』や塩次伸二氏とのDuoアルバム『S.R.S.S.』などで使用して居ます。
そして、その次にようやくベンディングに入ります。勿論、息の流れを変えると言った抽象的な言葉ではなく、口の筋肉の使い方から、個々の穴それぞれについて、詳しく紹介されて居ました。そういった基本を習得してから、実際の曲を練習する流れになって居ます。
いわゆるフォーク系のハーモニカ奏法は、ベンドさえ出来ればそれほどテクニックは要らないのですが、ブルースだとベンディングやトレモロなどが非常に重要になります。それらを一からしっかりと練習させる素晴らしい教則ビデオでした。実は今日も久々に引っ張り出して観て見ました。今では出来る事もありますが。妹尾さんの模範演奏は素晴らしいです。
私は妹尾さん自身から直接、練習に来ないかと。妹尾さんのbluesharp教室に誘われましたが、持病の為に行かれず。それで妹尾さんがリットーミュージックから出して居た教則ビデオで練習しました。
生前の妹尾さんの日記から抜粋、、、
「『妹尾の大きまぐれ日記』から2010年 8月 10日(火)『WeepingHarpSenoh』で YouTube にアップするぞぅ先月7月にアメリカはカリフォルニアに住んでいるニールという人から突然メールがきました。そのメールにはアニメ"Cowboy Bepop" に収録されている "digging my potato"という曲の演奏を聴いてブルースハープを始めたと。そして演奏についての幾つかの質問がありました。また、『Weeping Harp Senoh』はアメリカで有名だよ!インターネットGoogleで検索したら沢山出て来るよ!そんな感じの内容でした。我ながらビックリ、嬉しい気分になっちゃいました。エヘン!
また先日の事ですが、大阪の友人が『You Tube』で"digging my potato"の演奏方法を解説している動画があるというのです。さっそく観てみると、アメリカの男性が、なかなかしっかりとコピーしていて、解説も上手いものでした。ハープもいい音で、関心しました。
この数年、手作りCDとDVDは何枚か作っては居るものの何十年も正式レコードやCDは発売してないので自分が納得できる近年の演奏を聴いて貰える様にと『You Tube』にアップする事にしました。妹尾隆一郎では、国内に限定される恐れがあるので『WeepingHarpSenoh』で、発信した方が海外にも伝わるとの思惑です。
これまで『You Tube』にアップする事についてはいろいろと問題点が多いと思い、躊躇してきました。今でも問題点は解決していません。一緒に演奏しているミュージシャンへの配慮は当然の事です。いろんな面での著作権との絡みも重要な事です。
自分の知らないうちに何処かでのライブを、僕自身の意思に関わり無く無断にアップされている映像が多くていやな想いをしています。(勿論、アップをしたいと本人から連絡を受けて了承しアップされている映像もいくつかはあります)演奏者本人が了承していなければ、インターネットに無断で公開すべきでは無いと考えます。プンプン!」
Roller Coaster feat. 妹尾隆一郎 - A Tribute To Little Walter Jacobs (Harmonica Cover)
Cowboy Bebop OST 1 - Spokey Dokey
はもにか道場 LIVE 2 Days _1/7_道場のテーマ(Theme for Harmonica DOWJOW)
はもにか道場 LIVE 2 Days _3/7_Early in the morning
はもにか道場 LIVE 2 Days _2/7_They call it stormy monday
妹尾隆一郎ブルースを語る 2015_1_7
妹尾隆一郎氏の弟子であるkiyasumeの師匠に到底及ばないドヘタなハーモニカのアドリブ。
kiyasumeのハードバップ風ブルースソロ。
此間、是枝裕和監督がフランスでカトリーヌ・ドヌーブ主演で撮った映画「真実」のドキュメントがテレビのNHKBSでやって居た。この企画は2013年頃に是枝監督が舞台の戯曲用に書いたシナリオを元に書いた物を映画化したそうだけども、大文字の女優が主人公と言う事で、はたと困って仕舞ったそうだ。日本でそう言った存在の演技が出来る女優さんは殆ど居なく成って仕舞って居る。彼は困ったが、その時にフランスから是枝監督にエールを送って居たジュリエット・ビノシュさんと話して居るうちに、フランスならドヌーブが居ると思ったそうだ。それでダメ元で主演を打診した処。「是枝監督なら・・・」と許諾を貰ったそうだ。是枝さんの監督方法、映画の撮り方は良く居る監督主導の演出からは一線を画して居る。なぜなら彼は役者と共に映画を作り上げるからだ。それは彼が36歳の頃に映画は出来たが配給が日本では決まらずに。海外の映画祭に出品せざるを得なかった事が起因して居るそうだ。海外では例え役者に有名な俳優たちを起用して居なくても、演技が良ければ純粋に評価してくれるからだ。日本だとそうは行かない。例えば女子高生などをターゲットにして居る場合や、若者をターゲットにして居る場合。トレンド俳優のイケメンやら。アイドルなどを出さないと見には来てはくれない。話題性が無いと映画はヒットはしないのだ。是枝監督は勝手自分の映画の主演の子役がカンヌで主演男優賞に選ばれた時にそれを売りにしたら、客が入り、プロデューサーと「客が来る時にはこんなにも来るものか?」と驚いたそうだ。是枝監督は始め低予算で映画を撮って居た、だから有名な俳優は使えなかった。しかしそんな彼を見て注目して居た俳優が居た。福山雅治である。彼は是枝監督の映画に出たいと、オファーをして来た。そして一緒に撮った映画「そして父になる」は2013年に公開された。『誰も知らない』や『ワンダフルライフ』、『海街diary』などに続く、是枝裕和監督のオリジナル作品で。昭和40年頃に頻発していた赤ちゃん取り違え問題を参考に、取り違えられた両家の家族の苦悩を描いたヒューマンドラマだった。 主演である福山雅治が父親役に初挑戦した事でも話題となり、興行収入は32億円を記録。さらに福山は日本人の受賞は26年ぶりとなるカンヌ国際映画祭審査員賞を受賞し、全世界で高評価を得た作品となった。
映画『そして父になる』予告編
フランス人は日本映画が好きだ。好きと言う寄りか。日本映画の存在を芸術だと思って声援を送って居る。まあ、世界的に見ても日本映画は概ね好評だ。評価が高い。どの国でも一定の評価がある。是枝監督の作品群はどの作品も海外での評価が可也高い。特に樹木希林と組んだ作品群。「歩いても歩いても」「海よりもまだ深く」「海街diary」」など、どれも樹木希林の演技が光る。是枝監督は海外の映画祭で評判の監督に成って行った。福山雅治との出会いに寄ってシネコンなどの大型の映画館でも上映される事が出来た。利益も数十億と言う数字を叩き出した。彼は文字道り一流監督に成ったのだ。そして去年カンヌ映画祭で「万引き家族」で見事パルムドールを受賞した、是枝監督は遂に日本映画界の頂点に躍り出た。今回のカトリーヌ・ドヌーブと組んだこの「真実」はベネチェア映画祭のオープニング上映の栄誉を得た。是枝監督は言う。「私は樹木希林さんと映画作りをして来た。彼女が亡くなりその後を埋めようとしたが、フランスでカトリーヌ・ドヌーブと仕事が出来た。何だかこの二人は似て居る。」そう彼はカトリーヌ・ドヌーブに寄って、新たな力を充てがわれたのだ。彼はこの先もいい映画を作り続けるだろう。私は楽しみに成った。そして是からも是枝監督のファンで居るつもりです....
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アメリカでの『万引き家族』の評価は特例的に高い (c) 2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.
カンヌ映画祭のパルムドール(作品賞)、そしてアカデミー賞の外国映画賞ノミネートと言う評価を受けて、映画『万引き家族(是枝裕和監督、2018年、英語タイトルは "Shoplifters")』は、昨年11月以来アメリカで公開され、高い評価を受けて居ます。その多くは、是枝監督が追いかけてきた「疑似家族」という仕掛けを使って「家族とは何か」という命題に向かい合う方法論、そして演出の技術、役者さんたちの技術について緻密に論評したものでした。
また、エンディングにおいて、ハッキリと結末を明示せず、登場人物の今後については観客の想像力に参加を促す姿勢も好評で、様々な解釈が紹介されて居ますが、その多くは正鵠を得たものでした。こうした傾向は、プロの批評家だけでなく、一般の映画ファンの批評でも同じでした。
2011年2月、来日したビノシュと是枝監督が「女優とは、演じるとは何か?」をテーマにイベントで3時間超の対談をした。その時に「何時か映画を一緒に作りましょう」と約束。18年5月、カンヌ映画祭授賞式の直後、イーサンとの出演交渉のため、ニューヨークへ渡り、既に製作は始動して居た.
ビノシュとのアイデアのやり取りが始まったある日、是枝監督が「クローク」と題されたプロットを引き出しの奥から取り出した。16年前に書いた、女優の楽屋のみを舞台にした未完成の戯曲を、フランスの老女優である母と女優になれなかった娘のストーリーへ大胆な改定を思い付いた。17年4月、ドヌーヴと面談。9月にはドヌーヴへのロングインタビューを行い、11月末に脚本の初稿が完成。18年3月、ドヌーヴへの2回目のロングインタビュー。その後、ロケハン、子役らのオーディションなどが進み、6月に製作発表。10月から約2カ月、全編フランスで撮影し、今年7月、構想8年の末に完成した。
フランスの国民的大女優ファビエンヌ(ドヌーヴ)が自伝本を出版する事になった。タイトルは「真実」。ニューヨークで脚本家をしている娘のリュミール(ビノシュ)、テレビ俳優として売れ始めた嫁婿ハンク(イーサン)、7歳になる2人の娘シャルロット(クレモンティーヌ・グルニエ)、さらにファビエンヌの現在のパートナーで“料理担当”のジャック(クリスチャン・クラエ)と落ちぶれた元夫ピエール(ロジェ・ヴァン・オール)、公私にわたるすべてを把握する長年の秘書リュック(アラン・リボル)――。“出版祝い”を口実に、ファビエンヌに関わるあらゆる“家族”が集まるが、全員の気掛かりはただ一つ。「一体、彼女は何をつづったのか?」。積年の思いをぶつけ合ううちに、ファビエンヌとリュミールの“真実”の違いが浮き彫りになる…。
脚本は日本語で書き、演出も日本語で行った。微妙なニュアンスをキャストやスタッフに伝える難しさは?と尋ねると、是枝監督は「2014年12月のマラケシュ国際映画祭(モロッコ)で日本映画の特集がありまして、僕は団長として行ったんですが、レア・ルディムナさんという女性通訳の方が今までにないぐらいパーフェクトな翻訳をしてくれたんです。僕がいくらしゃべっても一切メモを取らずに訳してくれて。聞くと、フランス生まれ日本育ちのハーフの方で、フランスのナント在住。日本の漫画などをフランスで出版する時に翻訳をして居ると。それからずっと、僕の映画のフランス公開の時は字幕や通訳を全部お願いして居ます。この4~5年、そういう関係が続いていて、彼女が居れば、もしかすると、それほどストレスを感じずにフランスで撮れるかも知れないと思って、このプロジェクトにGOを出したぐらい、彼女ありきなんです」と明かした。
「だから、役者と僕のコミュニケーションに置いては、お互い、それほどストレスは感じてないと思います。ただ、もちろん字幕もそうなんですが、日本語で書いた脚本をフランス語に訳す時が大変。日本語は主語を省いたり、過去形と現在形がゴチャ混ぜになっても通じますが、フランス語は常に主語が必要だったり、男性名詞と女性名詞もあったりして、日本語で削られている部分を戻す作業をしないといけないんです。その辺は、僕よりレアさんが苦労して居るんじゃないかと思います」
レアさんとマラケシュ映画祭で出会ったのは全くの偶然。この巡り合いがなければ「今回、やる自信がなかったと思います」と言うほど心強い存在だった。
ドヌーヴへの出演依頼は「伝説的な女優の役なので、世界中を見渡しても彼女ぐらいしかいない。ただ、本当にスクリーンの向こう側の人だったので、オファーはチャレンジで、思い切ってしました」。その魅力に付いては「まあ、チャーミング。どんなにわがままだろうが、どんなに遅刻しようが、僕も含め、クランクアップの日にはスタッフはみんな彼女のファンになって居ました」。“わがまま”の1つは「パリを出たくない」で「主人公の家をどこに設定するかで、パリ郊外に見つけた家を提案すると『ここはパリじゃない』と。彼女の考えるパリは本当に都心。『そんなところまで車で行ったら、撮影が始まるのは午後2時になるわよ』と言われました」と振り返った。
演技面については「やっぱり随所に素晴らしいテイクがあるんです。ただ、セリフも全く準備をして来ないので、その素晴らしいテイクが訪れるまで待たないといけない」と苦笑いで絶賛。「テイク8とか9とか10辺りで、だいたい素晴らしいテイクが来ます。来ない事は無いです。毎回、来るのは凄いですよね。『今日、夜の8時半にディナーの約束をして居るから、どうしても撮影は8時までに終わらなくちゃいけないの』と言って居るのに、1時間遅刻した時は、一発で素晴らしいお芝居して『じゃあねー』と帰っていく。『なんだ、出来るんだ』『毎日デートの約束をしてくれればいいのに』と思いました」と冗談めかして笑った。
「とは言え、僕も毎朝、差し込みの台本を書いてたから、ちょうど良かったんですけど。セリフを覚えられて来て『覚えた事しか出来ません』と言われる寄りは、ずっと良かったんです。だから、そういう意味で相性は悪くなかったと思います。それから、監督が求めて居るものや作品のトーンを掴みたいから編集したものを途中で見せてくれ、とも言われました。それを見て『分かった、分かった。こういう感じのユーモアね』と自分のお芝居を決めていくのも良かった。撮影当時の感覚だと、全体の5分の1か4分の1ぐらい撮影が進んだところでDVDを渡したんですが『デッキが壊れていて見られない』と放置されて(笑)。3分の1ぐらいのところでスタッフ試写会をやったんですが、そのタイミングで同じものを見て貰いました」
今回のドヌーヴを見て居ると、是枝作品を支えた樹木希林さん(昨年9月死去、享年75)がどこか連想される。是枝監督も「役作りとかキャリアとか、全くタイプの違う女優さんなので、そんな意識は無かったんですが、出来上がったものを見てみると、僕も時々、ドヌーヴさんが希林さんに重なって見える瞬間があって。面白いもんだなと思いました。何となく毒舌が軽やかで、センスが良いという共通点があるんですよね」。映画冒頭、主人公ファビエンヌが自宅で記者の取材を受けるシーンがあるが「そこで人の生き死についてブラックジョークを飛ばしたり。娘の旦那(イーサン)を揶揄(やゆ)したりするところなんかも」と具体的な場面を挙げた。
綾瀬はるか(34)長澤まさみ(32)夏帆(28)広瀬すず(21)の“4姉妹”を描いた「海街diary」は15年6月公開、阿部寛(55)主演で団地を舞台にした「海よりもまだ深く」は16年5月公開、福山雅治(50)主演の法廷サスペンス「三度目の殺人」は17年9月公開、パルムドールの「万引き家族」は18年6月公開、そして「真実」と年1本公開ペースが続いているが「もう無理。もう、それほど続けて作らなくてもいいかなと。体力はまだ続くんですが、年1本公開には結局、常に3本ぐらい並行して動かしていないといけない。勿論大変だったらやってないわけで、楽しかったんですが、このままで大丈夫かという不安です。今、一旦立ち止まって、ちょっとペースを変えて見ようかと思っています」。次回作は来年20年春頃に始動予定と言う。
今後については「全然、決めていませんが、本当に有難い事に、いろいろ可能性が広がりました。今までは難しかった大きめの企画も実現できるチャンスなのかなとも思いますし、『万引き家族』がアカデミー賞の外国語映画部門にノミネートされてロサンゼルスを行き来している中でアメリカで撮るのも無理じゃないのかなと夢を抱いたり。自分じゃない脚本家と組んで、自分が今まで全くやった事の無い話に挑戦して見たいとも思いますし。また次の旅に出たいですね」と展望、未来図を描いた。
是枝監督インタビュー。。。
Q.日本の下町が舞台の『万引き家族』から一転、10月11日に公開となる新作『真実』は、パリを舞台に、カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホークが出演すると言う事ですが―。
実は、以前から僕の作品がフランスで公開されるたびに、いろいろな方々にフランスでの撮影のお誘いを頂いて居たのです。ビノシュさんとは2011年に日本で開催したトークイベントで意気投合して、その後、京都に一緒に行ったりする中で『ぜひ一緒に映画を』と言う話になって。それならば…と、もともと日本を舞台にして書いていた脚本をフランスの母と娘の話にアレンジする形で『真実』を書きあげました。
そして、フランスで撮るなら、一番フランスで愛されている伝説的女優にダメもとでトライして見よう、とドヌーヴさんにお声がけしたんです。ですから、OKを貰ってビックリしました(笑)。本当に幸運だったと思います。
Q.今回はパリで10週間の撮影だったと言う事ですが、苦労された事は?
柔軟なスタッフとキャストばかりでしたし、完璧な仕事をしてくれる日仏通訳の方が居たので特に苦労はなかったんですが、なかなか慣れなかったのは、あちらでは完全週休2日制の土日休みで、1日8時間しか撮影できないと言う決まりがあった事です。日本では撮れるだけどんどん撮ろう、という感じで撮影してしまうことが多いので、どうしても物足りなく感じてしまって。「まだ投げられるのに…」と100球制限された野球のピッチャーのような気持ちでしたね(笑)。
でも、日本のスタッフたちがいかに日頃、大変な思いをして居るかが解りました。僕自身は、働くことに何の疲れもストレスも感じないのでつい、何時迄も作業して仕舞いがちなんですが、僕が休まないと皆んなも休めないんだから、と改めて反省しました。
Q.ここ数年、世界各国の名だたる映画監督たちが「好きな日本の監督」のトップに必ずと言っていいほど是枝監督の名前を挙げて居ます。
優秀なスタッフたちが世界各地で僕の映画を上映出来る様に頑張ってくれて居るお陰で、有難い事です。でも、余り僕の作品だけが日本代表の様に注目されるのもどうかな…と。今、ヨーロッパなど海外で、日本映画が上映されるチャンスがすごく減って来て居るんですよ。もっといろいろな監督の作品も広く観て貰える様に成らないと行けないと思って居ます。
【公式】『真実』10.11公開/本予告
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カセットテープも再生・録音できます。 -
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勿論カセットテープの再生、録音も出来るので、お気に入りのラジオを録音したり、パーティーシーンなどに内蔵マイクで録音した音声を使ったサプライズなど様々な使い方ができますよ。 更に、電源が持ち運びにも便利な単2形乾電池6本とコンセントでの100V電源の2種類に対応している使い勝手の良さも嬉しいポイントです。
今だからこそ分かるラジカセの魅力
近年デジタル化が進み多くの人が定額ストリーミングなど、モノではなくデータとして音楽などを購入する事が主流となって来て居ます。そんなデータとは異なるパッケージや可愛いらしいコンパクトな外観、空気を内包した様な「サーッ」というノイズ音、音のエネルギー感の強さと厚み、そんなデジタル化が進んだ時代だからこそ気づく、カセットテープならではの良さがあります。カタチあるからこそ愛着が湧き、その価値や魅力を知る事が出来る。ラジカセはそんなアナログ的な温かみに気づかせてくれるアイテムです。