今回は、プロ・ハーピストの秘密?を書いて置こうと思います。
日本人のハーピストには余り居ないと思うのですけど、、
外国では特注のHARPを吹いているプレイヤーが多く存在します。
stock・harp(楽器屋で売って居る普通のHARP)は、結構買った時から、
音が出なかったり、キーキー鳴る箇所が有ったりする場合があります。
私も、この間、A♭のkeyのマリンバンドデラックスを買ったら、高音域で
一箇所、音が出にくい処が有ったので、楽器屋で観て貰った所、
リードの向きがおかしかったと云われて修理して貰いました。
しかし、こう云う事はstock・harpには良くある事なのです。。
それでも、最近のBluesharpは1960年代位の品質にまで向上して来ている見たいです。
一時期は大量生産の為、品質が下がっていましたが、現在はそうらしいです。
要するに、HARPは昔の方が性能が良かったと云う事です。特に戦前の物は絶品だったらしいです。
そこで、出て来るのが、custom・harpです。性能が良かった昔の様なHARPを作ろうと云う趣旨で
ハーモニカ職人が時間と手間暇を掛けて作った特注のHARPです。
そして、こう云ったHARPが進化して、ベンドがしやすい(はっきり云って簡単に出来る)物が
あるのです。したがって、プロ・ハーピストは結構こう云った特注のHARPを吹いている場合
があるので、HARP自体が一般のHARPを吹いてる人のとは違うのです。
だから、同じように吹こうとしても吹き難い訳です。。。ハーモニカ自体が違う訳ですから。
それから、音階の事ですが、たまにHARPの教則本にも書いてありますが、特別な音階の物は
自分でリードの先端をやすりで削ったりして作ります、そう云ったHARPをファイリング・ハープ
と云います。
しかし、こう云った事はハーピストはいちいち云いませんので、初心者の方は解りずらいでしょうね
問題のcustom・harpですが、日本ではBluesharp奏者の吉田ユーシンさんが作っています。
値段は8千円から9千円位と高めですが、もし、stock・harpで物足りない方がいたら、
こう云ったハーモニカも有ると云う事で紹介しときます。
まあ、基本が出来ていなければcustom・harpを買ったにしても、プロの様に吹けると
云う訳でもないのですが、吹きやすい事は確かです。。。(^.^)
下はクロマチック・ハープ奏者の演奏です。
「枯葉」 Autumn Leaves
愛のままで