時の流れの中で

生活の中で見たこと、聞いたこと、考えたことなどを、思いつくままに、文や写真や絵などでつづっていきます。

ウオーク東京(小石川植物園・ハンカチの木)

2007年04月29日 | タウンウオッチイング

植物園内のどこにあるかを案内図で調べ、ハンカチの木を探しました。
「ハンカチの木は、この辺りではないかしら。」
と、話している時に、傍を通りかかった人が、
「ほら、そこ。白いのが見えるじゃない。私達も見に来たのよ。」
と言って、指さしてくれました。

      

前から見たいと思っていた、ハンカチの木の花を見ることができました。

         

ハンカチノキ(Davidia involucrata Baill)
ハンカチノキは、中国中部と西南部だけに自生する中国の固有植物で、
海抜2000mほどの山地の湿った日当たりの良い斜面に生育している。
欧米では園芸植物として昔から有名であり、庭木、街路樹として植えらている。
ハンカチノキの名前のもととなった二枚の白いものは、花を飾る特殊化した葉であり、植物学的には苞と呼ばれる。その下(内側)にある球状のものは花弁のない小さな花の集まり(花序)である。
雄花だけからなる雄花序は花粉を散らした後に苞とともに地面に落ちるが、一個の雌花のまわりを多数の雄花が取り囲んでいる両性の花序は、受粉して果実をつける。
花序がこのような特殊な構造をしているために、ミズキ科やヌマミズキ科に入れられることもあれば、ただ一種でハンカチノ科(ダヴィディア科)がつくられることもある。

   

   


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