300年以上の歴史をもつ伝統行事「蛇も蚊も祭り」が生麦の神明社および道念稲荷で6月3日に行われるということを知りました。
近くにすんでいながら、いちども見たことがないので、出かけてみました。
このお祭りは、もともとは疫病退散祈願として両神社で、茅の蛇体を作り、村中の家を回ったのがはじまりと伝えられています。
平成14年に、横浜市の無形民族文化財に指定されました。
かっては神明社・道念稲荷の二神社でお雄雌の蛇体を作り祭りを執り行なっていたそうですが、いつしか別々に雄雌両方の蛇体(神明社は2体、道念稲荷は3体)を作り行われるようになったそうです。
祭りで用いられる蛇体は、全長約20m、胴体回り約1m。
地域の人が、手作りで作ます。蛇の編み方も各社で異なるということです。
はじめは、道念稲荷の蛇も蚊もまつりを見に行きました。
蛇体は、5月27日に作ったそうです。
蛇体の展示を生麦地区センターに見に行った時に、「蛇体を作るのを見たかったら、作る日を連絡してあげましょうか。」と言われました。
そして、電話で教えていただきましたが、都合で見にいかれませんでした。
蛇体は子どもから大人まで約50人ずつの手で担ぎ上げられ、「蛇摸かも出たけー、日よりの雨けー」と、声をあげながら、一軒一軒の家に立ち寄り「わっしょい!わっしょい!」と声を上げ、疫病退散・豊作大漁などを祈願していました。
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