川満慶 ギター 音楽教室

コンディミとホールトーンスケール

フラメンコのソロギターを教えていたはずが、ひょんなことからスケールの話へ。



半音→全音を交互に進んでいくのが、コンビネーションオブディミニッシュスケール。



ずっと全音で進んでいくのが、ホールトーンスケール。


僕の作ったフラメンコのソレアの最後の部分はコンディミの動きに全部メジャーコードをつけて並行移動していきます。


そして、

ホールトーンスケールを使っている曲は、スティービーワンダーの曲のこの部分。ほらっ、不思議な感じするでしょう。


ちなみにホールトーンスケールでコードを作ったら、オーギュメントのコードが出来上がります。ここ、それ使ってます!


僕も昔作った曲で、ホールトーンでメロディーラインを作って、



それをトップノートにして全てオーギュメントのコードを当ててます。(多分そうだったはず…)


こんな風に音楽理論を実践で当てはめて曲を作るのも面白いですよね!実に幾何学的に出来上がってます。


古代ギリシアでは音楽も数学の諸科目として捉えていたらしいですよ。知らんけど。


などと、文字で書いたら実にちんぷんかんぷんですが、


実際には、弾いたり、曲を聴かせたりして示したりしたので、ま、文字よりはずっと分かり易いかと。


生徒さんも、


世界は数学で出来ている!ってのも本当音楽にも当てはまりますね、と納得して頂きました!


その後、興に乗じて、


はい、この人がコンディミの使い手、ジョンスコフィールド!


方や、マイナーコンバージョンの使い手、パットマルティーノ!


などと、理論を実践で乱用?濫用しまくっているギターリストを紹介。彼らがどのように高度な次元で音遊びをしているのか解説。


最後はネガティブハーモニーの説明など、



めくるめく音楽のどっぷり深い世界を解説!


いやー、もしかすると説明してる人の方が楽しかったかもしれません!


つまんなかったら、すんまへん!(〃ω〃)



本当、深く勉強したら面白い世界なんです!(*゚∀゚*)!


というわけで、良かったら皆さんもチェックしてみてください!


スティービーワンダー:ホールトーンスケールでオーギュメントコード

0:05くらい。イントロのフレーズです!





以前作った曲です。1:45くらいにホールトーン&オーギュメントフレーズ使ってます。


こちらは以前のライブ演奏で4:30あたりでメジャーコードをディミニッシュスケールに並行移動して当ててます。



マイナーコンバージョンの使い手とコンディミの使い手!


ネガティブハーモニーの使い手



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