
御代田町は標高850m前後に位置し、日本屈指の活火山である浅間山の南麓に広がる高原地帯にあります。
また長野県の東の玄関口に辺り、東は軽井沢町、西は小諸市、南は佐久市、北は群馬県妻恋村に各々接しています。
自然豊かな高原の町と言えます。
「川原田遺跡」

活火山浅間山南麓の標高870~880mの舌状台地上にある遺跡で、
平成2年に発掘調査が行なわれた結果、縄文前期・中期の集落が検出されました。
発掘調査は集落全体のほぼ8割に当る8,800㎡をカバーし、台地上の遺跡の全貌がほぼとらえられたと云えます。


特に注目されるのは、46軒の住居址からなる縄文中期の集落で、
その住居址からは焼町土器という特徴的土器のほか、
土偶・土製円盤・石鏃・石匙・削器・石錐・打製石斧・磨製石斧・石皿などが出土しました、
焼町土器



約4,500円前の“焼町土器”の特徴は、眼鏡状やV字型の突起・渦を巻きうねる曲線・それに
添う沈線と列点刺突文などで躍動感溢れる文様で飾られています。
数多く出土した焼町土器はどれ一つとして同じデザインのものはなく、美しさの原点は「奔放
究極なまでの装飾」を追及したことにあると云えます。
これらは浅間山麓特有の土器で、縄文土器工芸の最高傑作の一つであり、
縄文中期文化の中心的存在であったと云えるそうです。

公式HP「浅間縄文ミュージアム」
http://w2.avis.ne.jp/~jomon/
御代田町縄文遺跡付近の風景
縄文ミュウジアムと御代田町役場が至近距離にあります。
縄文ミュージアム全景

縄文ミュージアム看板

縄文ミュージアム入口

御代田町役場入口モニュメント

御代田町役場全景

御代田町役場看板

縄文ミュージアムより浅間山を望む
