米価高騰のからくりーーやはり買い占めか、動きの鈍い農水省。
ようやく農水省は備蓄米の売却に動き出した。 新米が出回ればコメの価格は下落するという予想ははずれ、いまだに米価上昇は止まらない。 2024年産の生産量は前年より18万トン増えた...
万葉言葉を懐かしむーー大和を旅する
国際化時代だから英語が自由に使えるというのは大事なことだ。 しかし何でもかんでも横文字にすれば良いというものでもあるまい。 ...
トランプと習近平、これからの出方は?
トランプ大統領は不気味なくらい日本に対しておとなしい。 もし日本に理不尽な要求を突き付けて日本が中国側についたら、アメリカの世界戦略は破綻する。 それくらいの「洞察力」は持って...
公明党、我慢の限界に来たか?
公明党は、「福祉と平和の党」と言われている。 だがもっと本質的なことを言えば「潔癖さ」が核にあるのだろう。 その意味で、ややダーティ色の強い自民党と20年以上にわたって連立を組...
フジテレビ失敗の原因とあれが記者たちの「記者魂」か?
中居正広さんの女性トラブル問題が、とうとう会長・社長の辞任に発展した。 過去の成功体験から脱却できぬまま、時代の変化についていけなくなっていたのだろう。 それにしても時代の風を...
関心を以て国会の審議を見守ろう
昨日から通常国会が始まった。 昨年の臨時国会では、満足とは言えないがそれなりに与野党の合議で無難に推移した。 (一定の政治改革法案が成立し補正予算の一部修正が行われた) この...
若者、よそ者、ばか者が当たり前にいる社会が望ましい。
このところの北海道(石狩地方)はやけに天気が良い。 雪がほとんど降らない。 いつもは雪かきに精を出して体力の維持を図るのだが、 手持無沙汰で「腕が鳴る」状態だ。 地方は高齢...
石破首相の時代認識を問う
石破首相は施政方針演説で、これからの日本は「楽しい日本」を目指すべきだと述べた。 「強い日本」と「豊かな日本」を実現したから「楽しい日本」を目指すというふうに解釈できる。 これ...
玉木雄一郎が軽んじる「倫理的」であること
トランプ政権で国防次官に就くエルブリッジ・A・コルビーは、 「アジア・ファースト」という書を著している。 その中で極めて興味深い箇所がある。 リアリズムから出発する私の議論は...
国家の繁栄・衰退は政治制度によって命運が決まる
「国家はなぜ繁栄・衰退するのか」という命題に対し、 その国の制度が「包括的」か「収奪的」かで決まる。 このような主張をしているのがダロン・アセモグル教授だ。 「収奪的」という...