2022年度版・薔薇の花「サンセットグロー」~モネの色彩と「Rose Library」(68)
2022-10-13 07:27:00
モネの色彩「軽井沢レイクガーデン」2022年6月28日現在
四季折々に語りかけるナチュラルガーデン
イングリッシュローズ、フレンチローズ中心に約400種類のバラと宿根草約300種類を植栽
「フレンチローズガーデン」
フレンチローズを中心とし、クレマチスとバラのバーゴラが魅力のエリア
「ラビリンスローズガーデン」
宿根草とバラの競演が楽しめる、石に囲まれたウッドランド内のエリア
「フレグランスローズパス」
日本最大級の長さを誇るバラの小径で香り豊かなバラを存分に楽しめるエリア
「イングリッシュローズガーデン」
イングリッシュローズを中心に160種600株の英国系バラが楽しめるエリア
クロード・モネ(Claude Monet, 1840年11月14日 - 1926年12月5日)
印象派を代表するフランスの画家。
1840年フランス生まれの印象派、クロード・モネ。彼は「印象派」を生み出すきっかけとなった作品「印象・日の出」を描いた人物である。17歳のときパリに出て風景画制作に没頭していた時、ルノアールやセザンヌ等と出会い、1874年に彼らとともに開催した展覧会に彼が出品した作品「印象・日の出」によって、印象派が確立された。モネは「光のモネ」と言われるだけあって、同じ題材でも、1日のうちに光の加減などで見え方、写り方が違ってくるため光の効果を永延と研究し、描き続けた画家としても有名。
「日本にあるモネの作品一覧」
「橋から見たアルジャントゥイユの泊地」橋から見たアルジャントゥイユの船着き場
口語短歌
「夕やけの 黄金の光 反射し 繻子(しゅす)織りごとき 輝き見せる」
プティ・ジュヌヴィリエの入り江は毎夏週末に開かれるヨットレースで賑わっていた。沈み行く夕日はまだ名残惜し気な空の青さを染め、夜の装いを急がせる。水面に反射する短い夏の黄金の光は、さながら繻子織りのごとき輝きを見せる。即興的に、しかしながら細心の注意を払って運ばれた筆遣いは一秒として同じ顔を見せぬ景色を効果的に演出する。近代がもたらした便利さによって人口は膨張し、都市の矛盾が覆い隠せぬほど噴出し始めたのである。それは同時に印象主義の「古典時代」の終わりを告げるものでもあった。
ウィルデンシュタイン作品番号 w. 334
制作年1874年
技法・素材 油彩・キャンパス
サイズ縦×62cm×81cm
所蔵先 三重県立美術館
参照
https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/da/detail?mngnum=763488&flg=0&language=jp
※ウィルデンシュタイン作品番号(英語: Wildenstein Index Number)は、ダニエル・ウィルデンシュタインおよびその一族・会社が編纂したクロード・モネ、エドゥアール・マネ、ポール・ゴーギャンといった画家のカタログ・レゾネ(総作品目録)において付された作品番号。作品の真贋査定に使われることが多い。
「サンセットグロー」2022年6月28日撮影
口語短歌
「鮮やかな アプリコットの 色彩で 花の美しさ 名花と言える」
個性的な色の波状弁で、風雨に強く、傷みにくい。青リンゴのような強香がある。数輪から大きめの房になり、花つきはとてもよいが花もちはやや悪い。夏までは開花数が多く、それ以降は徐々に減少し、秋も少数開花する。シュートはとげが少なめで細くすらりと伸び、しなやかなので誘引しやすい。伸びた枝は冬に短く切り詰めても咲く。開花はシュートの先が中心なので、段差を付けた剪定、誘引を心がける。黒星病やうどんこ病に強く、樹勢も強く、初心者でも栽培しやすい。近年まれにみるつるバラの傑作品種。
品種名 サンセットグロー
分類と系統 つるバラ・クライミングローズ
原名 Sunset Glow
咲く時期 返り咲き
花形 波状弁咲き
花色 カッパ―オレンジ
花径 中輪
香り 強香・フルーツ
作出年2006年 作出者クリストファー・ワーナー 作出国イギリス
参照
https://www.baranoie.com/shopdetail/000000005049/
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