高貴で神秘的な意味を持つ紫。優雅なイメージがあり、紫の絶景を見るだけで心身を癒す効果があると言われています。今回は、海外に存在する紫の絶景スポットを10ヶ所ご紹介。フォトジェニックな風景ばかりですので、ぜひ紫色を巡る旅に出かけてみてください
「フランス」ヴァレンソール高原
口語短歌
「ラベンダー 紫色に 染め上げて 色鮮やかな 夏の光景」
フランス・プロヴァンス郊外にある、世界一有名な紫の絶景スポットです。
標高600mの大地には見渡す限りのラベンダー畑が広がっており、まるで巨大な紫色の絨毯を見ているかのよう、北側には雄大なアルプス山脈を一望できます。
きれいな写真を撮りたいならば、朝と夕方の日が傾いた時間帯がおすすめ。ラベンダーの紫色をより一層鮮やかに写すことができます。ベストシーズンは6〜7月で、1年のうちでもこの2ヶ月間しか見ることのできない貴重な光景です。
「オランダ」キューケンホフ公園
口語短歌
「ヒヤシンス 変わらぬ愛を 花言葉 圧倒的な 強い印象」
オランダを代表する観光名所「キューケンホフ公園」は、世界中の花好きが集まるスポット。
アムステルダム郊外に広がる32haもの広大な敷地内には、チューリップをはじめヒヤシンスやスイセンなど、700万株以上もの花々が植えられています。紫の絶景が見られるのは、ヒヤシンスが咲くエリア。ヒヤシンスとは「変わらぬ愛」という素敵な花言葉を持つユリ科の植物で、一つ一つは小さくて可愛らしい花ですが、たくさん集まると圧倒的な存在感を示してくれます。
サイクリングや手漕ぎボートを楽しみながら眺められるのも、キューケンホフ公園の魅力です。
「フランス」モン・サン・ミッシェル
口語短歌
「神聖な 修道院は 絶景で 薄紫の 空に浮かぶも」
パリから西へ約360kmの場所に位置するフランス屈指の人気スポット。島の中心に堂々と建つ修道院には神聖な雰囲気が漂い、周囲を海に囲まれた様子はまさに神秘の世界。朝日から夕暮れ、夜のライトアップまで時間によって様々な表情を見せる姿は、息を飲む絶景です。
特におすすめしたいのが、朝日が昇る時間帯。空が薄紫色に染まり、海に浮かび上がるモン・サン・ミッシェルが、より一層幻想的な姿となります。世界一の観光スポットで見る紫の絶景は特別感たっぷりで、ぜひ早起きして見ておきたい風景です。
「オーストラリア」シドニー
口語短歌
「満開の ジャカランダこそ 見どころが 我を忘れる むらさき桜」
近代的なシティから開拓時代の面影が残るロックスなど、現代の流行と昔の風情が融合したオーストラリア最大の都市・シドニー。オペラハウスやハーバーブリッジをはじめ、様々な見どころが点在しています。シドニーにあるミルソンパークは、「紫の桜」と言われるジャカランダの名所。11月になると道の両脇が満開のジャカランダで彩られ、紫の絶景が姿を現します。
公園内は広々として開放感たっぷりなので、のんびりと散策を楽しむのもおすすめです。
参照
https://www.nta.co.jp/media/tripa/articles/HYr3X
