「後期印象派・ポール・ゴーギャン1848年~」~口語短歌と写真で綴る「世界文化紀行」
2022-01-16 06:36:05
ポール・ゴーギャンは1848年に生まれたポスト印象派を代表するフランス画家です。
ゴーギャンといえばゴッホと共同生活をしたということが広く知られていますが、どのような作品を描いてきたかは語られることは少ないですよね。そんなゴーギャンも実は多くの作品を世に残してきました。またゴッホとは違う作風で描かれた代表作をご覧ください。
「自画像」
口語短歌
「自画像は ゴッホに求められ 描くとき 不敵無頼な 表情浮かべる」
1888年、ゴーギャンの自画像の中でも最も代表される自画像作品です。この自画像はゴッホに求められて描かきました。またこの作品はレ・ミゼラブルの主人公ジャン・ヴァルジャンのような不敵で無頼的な表情を浮かべた姿で描かれています。さらに右側には1888年にゴーギャンと共に総合主義を成立させたエミール・ベルナールの肖像画が掛けられているのが特徴的です。
「タヒチの女たち」
口語短歌
「力強い タヒチ女の 明るさは 神秘性も 同時に表現」
ゴーギャンがゴッホの元を離れ、1891年から滞在したタヒチで到着してすぐに制作された作品で、同地の女性を画題とした作品の中でも特に画題に特化した作品として有名です。色の明るさや力強さから、ゴーギャンのタヒチの光景を初めて目の当たりにしたことによる喜びがこの作品に表していると言われています。また神秘性や自然美をも同時に表現されている作品です。
「我々はどこから来たのか、我々は何か、我々はどこへ行くのか」
口語短歌
「生と死を 画家としての 世界観 光と闇の 表現をする」
後期印象派を代表し総合主義の創始者ポール・ゴーギャンの集大成の傑作作品です。タヒチに滞在した中での最高傑作として広く知られていて、当時から数多くの画家や評論家に絶賛されました。この作品が制作する直前に最愛の女性の死を知らされていたゴーギャンはこの作品の完成後、自殺を測っていました。そのため、この作品は遺書として描いたものだったのではないかと言われています。生と死、光と闇を表現しているこの作品はゴーギャンの画家としての世界観が示されています。
「ひまわり」
口語短歌
「ひまわりは 想いを込めて 描がかれた ゴッホとの仲も 素敵なストーリー」
ゴーギャンが亡くなる2年前に描いた「ひまわり」です。タヒチを出てから移住することになったマルキーズ諸島で描かれました。この作品は共同生活を送りながらも喧嘩別れをした亡きゴッホを想いながら描いたと言われています。ゴーギャンは制作のためにフランスにいる友人に頼んでひまわりの種を送ってもらったそうです。ゴーギャンとゴッホの「ひまわり物語」素敵です。
参照
https://casie.jp/media/gauguin-art/
「2021年軽井沢レイクガーデンに咲いた薔薇」
「ウインドラディッシュ」2021年8月7日撮影
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