「世界の夜景⑮」台湾「九份」~写真と短歌で綴る世界文化紀行
海外旅行に行くなら、お昼だけでなく、夜はきれいな夜景も見たいです。今回は夜景なきれいなスポットをたくさん集めてみました。防犯対策はしっかりして、きれいな夜景を見に行きましょう。展望台から見渡すキラキラ光る街やビルの風景、建物や街全体がライトアップされた風景など、おもわず息を呑む美しさに見とれてしまいます。
台湾「九份」
「ジブリ映画舞台と噂九份(きゅうふん)には 幻想的なちょうちん灯る」
九份は、台北から30キロほど離れた台湾北部の新北市に位置しています。海に面した山間の街で、かつては金鉱山として栄えていた歴史があります。1890年から栄はじめ、当時は「アジアの金の都」とも言われていたのだとか。しかし、ゴールドラッシュの衰えと共に、九份の街は廃れていきます。
九份が再び注目されるようになったのは、ベネチア国際映画祭で賞を受賞した映画「悲情都市」の舞台になったのがきっかけ。細かな路地や古民家が山沿いに建ち並ぶ姿は、ノスタルジックな景色を感じられ、一躍人気の観光スポットになりました。そんな九份は、夜になると赤いちょうちんに灯りがともり、幻想的な夜景が広がるノスタルジックな街としても話題に、「千と千尋の神隠し」のモデル(公式発表はなし)とも言われており、レトロな街並みが続いていくので、細い路地の散策や写真撮影を楽しむのがおすすめです。
参照
https://dokodemodoors.com/column/nightview
https://www.nta.co.jp/media/tripa/articles/Qcfi3