1 年を通して数十万もの多彩な祭りが行われている日本です。京都の山に炎の文字が浮かび上がる「京都五山送り火」や、東北を代表する大迫力の「青森ねぶた祭」には、日本全国のみならず海外からも観光客が押し寄せます。埼玉の「秩父夜祭」や岐阜の「高山祭」は、豪華絢爛な屋台が見どころです。一糸乱れぬ踊りを楽しむなら、「東京高円寺阿波おどり」や「沖縄全島エイサーまつり」をぜひ見に行きましょう。勇敢でスピード感あふれる「岸和田だんじり祭」や「博多祇園山笠」は大興奮間違いなしです。横浜の「酉の市」で露店巡りを楽しんだり、「長崎ランタンフェスティバル」で幻想的な雰囲気に浸ったりと、日本各地で開催される魅力溢れる四季折々のお祭りをこれから毎週ご紹介します
兵庫県赤穂市「赤穂義士祭」12月14日木曜日
「時を超え語り継がれる赤穂義士 人生賭けて本懐遂げる」
今から約300年前に起きた一大事件といわれる赤穂義士たちによる討ち入り・・・。主君浅野内匠頭の無念を晴らすため1年9ヶ月もの歳月を費やし、見事本懐を遂げた英雄たちのひたむきなまでの忠誠心は、現代まで伝え語られ、今もなお国民的ロマンとして受け継がれています。毎年、赤穂義士たちが討ち入りを果たした12月14日には、その偉業を称え、赤穂市最大のイベントとして「赤穂義士祭」が盛大に開催されます。当日は、義士たちが本懐を遂げるまでの物語が様々なパレードで繰り広げられるほか、会場内には露店ブースが軒を連ね、大変多くの人でにぎわいます。パレード最大の目玉である「義士行列」は、意気揚々と泉岳寺へ向かう四十七士たちが、観客を元禄絵巻さながらの世界へと誘います。
「忠臣蔵」は日本人の胸を打つ歴史物語として、時を超えて語り継がれています。ストーリーの発端は江戸時代中期の元禄14年3月14日(1701年4月21日)に、江戸城殿中の松之廊下で赤穂藩主の浅野内匠頭が吉良上野介に刃傷に及んだことです。その後、赤穂藩の義士達は各々の人生をかけ、主君の仇を討ちます。元禄15年12月14日(1703年1月30日)に、本所の吉良邸に討入り本懐を遂げます。この12月14日には毎年、赤穂義士にゆかりの各地で様々な催物が行われています。中でも赤穂義士祭は最大級のイベントで、2019年で赤穂義士祭は第116回を数えました。
参照
https://maturi.info/page-270
https://omatsurijapan.com/blog/ako-gishisai-1/
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