2022年度版・薔薇の花「ダーシー・バッセル」~モネの色彩と「Rose Library」(19)
2022-08-02 06:46:44
モネの色彩「軽井沢レイクガーデン」2022年6月25日現在
四季折々に語りかけるナチュラルガーデン(6月20日~7月10日薔薇祭り)
イングリッシュローズ、フレンチローズ中心に約400種類のバラと宿根草約300種類を植栽
「フレンチローズガーデン」
フレンチローズを中心とし、クレマチスとバラのバーゴラが魅力のエリア
「ラビリンスローズガーデン」
宿根草とバラの競演が楽しめる、石に囲まれたウッドランド内のエリア
「フレグランスローズパス」
日本最大級の長さを誇るバラの小径で香り豊かなバラを存分に楽しめるエリア
「イングリッシュローズガーデン」
イングリッシュローズを中心に160種600株の英国系バラが楽しめるエリア
クロード・モネ(Claude Monet, 1840年11月14日 - 1926年12月5日)
印象派を代表するフランスの画家。
1840年フランス生まれの印象派、クロード・モネ。彼は「印象派」を生み出すきっかけとなった作品「印象・日の出」を描いた人物である。17歳のときパリに出て風景画制作に没頭していた時、ルノアールやセザンヌ等と出会い、1874年に彼らとともに開催した展覧会に彼が出品した作品「印象・日の出」によって、印象派が確立された。モネは「光のモネ」と言われるだけあって、同じ題材でも、1日のうちに光の加減などで見え方、写り方が違ってくるため光の効果を永延と研究し、描き続けた画家としても有名。
「日本にあるモネの作品一覧」
「舟遊び」
口語短歌
「水面を 大きく切り取り 映る影 関心示し 表現工夫」
本作品は、一連の「舟遊び」の主題を描いた作品の中でも、特に完成度の高い作例である。画面を覆う青とばら色、緑とヴァーミリオンの鮮やかな対比の中に夢のような優雅な姿で描かれているのは、印象派の有力な援助者であった前夫のエルネスト・オシュデとアリスとの間に生まれた四人の娘たちの内の二人、シュザンヌとブランシュである。大胆に小舟を半分に断ち切った構図は、西洋絵画としては異例であるが、これはモネが写真術や日本の浮世絵版画から学びとったものであろう。しかし、モネは、水面を大きくとり、そこに映った影の表現に鋭い関心を払っているのである。
ウィルデンシュタイン作品番号 w.1152
制作年1887年
技法・素材 油彩・キャンパス
サイズ縦×145.5cm横×133.5cm
所蔵先 国立西洋美術館
参照
https://www.nmwa.go.jp/jp/collection/1959-0148.html
※ウィルデンシュタイン作品番号(英語: Wildenstein Index Number)は、ダニエル・ウィルデンシュタインおよびその一族・会社が編纂したクロード・モネ、エドゥアール・マネ、ポール・ゴーギャンといった画家のカタログ・レゾネ(総作品目録)において付された作品番号。作品の真贋査定に使われることが多い。
「ダーシー・バッセル」2022年6月25日撮影
口語短歌
「バッセルに ちなんで名付けた 赤いバラ 次から次へ ロゼッタ咲に」
もっとも病気になりにくいベストな品種のひとつと言えるでしょう。花はそんなに大きくありませんが、次から次へと咲き続けます。咲き初め、外側の花びらがは完ぺきな輪を描き、開いていくにつれて美しいロゼット咲きになります。心地よいフルーティーな香りで、とても深みのあるクリムゾン色の花は、散る直前にフジ色に染まります。小柄でよく茂るので、ボーダーの手前やフォーマルなバラの花だんに向いていて、大きめの鉢に植えても見応えがします。
ロイヤル・バレエ団の主役も務め、大英勲章を受章するなど評価が高いバレリーナのダーシー・バッセルにちなんで名付けられました。
品種名 ダーシー・バッセル
分類と系統 シュラブローズ
原名 Darcey Bussel
咲く時期 四季咲き
花形 ロマンチック系・ロゼッタ咲き
花色 赤系・黒赤紫
花径 中大輪
香り 中香
作出年2006年 作出者デビッド・オースチン 作出国イギリス
参照
https://www.i-rose.net/products/detail/1000034
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