「アメリカメジャーリーグ球場一覧・アメリカンリーグ中地区③」デトロイト・タイガース~写真と短歌で綴る世界文化紀行
2024年メジャーリーグではドジャースの大谷翔平選手が大活躍をしました。BSNHKでは大谷選手の出場試合は連日放映しました。そして大谷選手も期待に応えて見事ナショナルリーグのMVPを獲得、「50-50」の言葉は世間を賑わせました。しかし考えて見ると彼が活躍している球場を私は余りにも知りません。そこでメジャーリーグの全球場を特集することにしました。メジャーリーグは「アメリカンリーグ」と「ナショナルリーグ」に分かれそれぞれが東・中・西地区(5チーム)に分かれ15チーム、全30チームが球場を持っています。そこで活躍した日本人選手にも思いを馳せて振り返ることにします。今週は「アメリカンリーグ」中地区を特集します。
口語短歌
アメリカンリーグ中地区③「デトロイト・タイガース」コメリカ・パーク
「ホームラン 目が光るタイガー 緑色 ビッグキャットの メリーゴーランドも」
タイガー・スタジアムの老朽化や駐車場の狭さが問題となり、デトロイトのダウンタウン再開発の一環として建設されました。コメリカ銀行が命名権を取得し、球場名は「コメリカ・パーク」となりました。ダグアウトは、タイガースが三塁側を使用し、アウェイチームが一塁側を使用します。球場があまりに広く、オープンから3試合本塁打が出ませんでしたが、これは1990年以降にオープンしたMLBの球場では初めてのことでした。そのため、2003年、左中間を395フィート(約120.4メートル)から370フィート(約112.8メートル)へと変更しました。外野フェンスにいびつな形をした部分があり、クッションボールの処理を誤ると長打になってしまい、三塁打が多い球場です。タイガースの本拠地ということで、至る所に虎の像があります。レフトスタンド後方のスコアボードの上に2頭の虎の像があり、タイガース選手がホームランを打つと目が緑色に光ります。球場内には、ビッグキャットコートと呼ばれる虎のメリーゴーラウンドが設置されて、野球ボールの形をした観覧車もあります。なお日本人は木田優夫 (1999 - 2000) 野茂英雄 (2000)選手が活躍しました。そして前田健太 (2024 - )選手と2年総額2400万ドルの契約を結んだと発表されました。
参照
https://www.sports-his.com/baseball/pdf/map.pdf