「アシェットデセールの世界②」近藤祐香理~短歌と写真で綴る世界文化紀行
私はアシェットでセールが大好きです。デザートのことかな、と予測ができてもデセールの特徴について分からない方も多いでしょう。今回はデセールの意味や種類について説明し、デセールの例をご紹介します。まずはデセールの意味についてご説明します。「デセール」とはフランス語でデザートのことをいいます。「dessert」は英語で食後のデザート(お菓子などの食べ物全般)のことを指しますが、フランス語では「デセール」と読み、同じくデザートという意味です。フランス料理ではデザートを提供する前にテーブルの上を1度きれいにし、デザート用のカトラリーが用意されその準備が整ってから初めてデザートが提供されます。「食事を片づけること」をフランス語ではデセール(dessert)と言い、これがデザートを意味するデセールの語源と言われています。
Lyrique(リリック)のデザート
「純白の皿で輝くデセールは コースで食べる本格フレンチ」
②「黒無花果のエチュベとシェーブル、無花果の葉のアイス」
黒無花果のむっちりとしたコクに合わせるのは、この日のために探したシェーブルチーズ。牧草のイメージのアルファルファ添え。
③「ミニャルディーズ」
左:「干しプラムとルイボスパンデピス」
フランスで初めてルイボスティーを飲んだ時「秋の香りがする!」と思った思い出の一コマをお菓子に。
右:「人参とキノコのキャラメルクミンタルト」キャラメルクミンを纏わせたサレタルトです。
製作者
近藤祐香理氏
2007年フランスでお菓子を学び帰国後、表参道のアランデュカスグループ<ブノワ>でデュカス氏のエスプリを学び、都内レストランでシェフパティシエを務める。2014年再び渡仏し、パリの星付きレストランなどで経験し帰国。名古屋、那古野の地でアシェットデセール専門店Lyrique(リリック)を開業。
参照
https://delishkitchen.tv/articles/996
https://www.mistore.jp/shopping/event/nihombashi_e/france_02_50