「世界ふれあい街歩き②」ノルマンディの古都ルーアン~写真と短歌で綴る世界文化紀行
私は「世界ふれあい街歩き」の番組が好きでいつも見ています。番組は旅人の目線で世界の街を「歩く」ことにこだわる番組で、ガイドブックに載っていない世界の街の日常や人々との出会い、発見を通じて「歩く旅」ならではの楽しみが味わえます。口語短歌と写真で綴る番組紀行をして見たいと思いました。
フランス「ノルマンディの古都ルーアン」
「セーヌ河岸夕陽に染まる大聖堂 街を愛したモネの絵画も」
セーヌ川の北側に広がる旧市街。駅前から木組みの建物が並ぶ一角を通って、街の中心部へ。ジャンヌ・ダルク教会のすぐ隣の市場で、ハート型のチーズにまつわる恋の物語を店主に教わります。大聖堂の前で、撮影に熱中する地元の写真クラブの人たちに自慢の作品を見せてもらいます。セーヌ川の河岸でボート競技に夢中な少年たちや、船で暮らす一家との出会いも。旧市街に戻り、街をこよなく愛する画家や彫刻教室で作品づくりに励む女性たちとふれあいます。最後に夕日に染まる美しい大聖堂を見て旅を終えます。
街の人たちに調査すると、お宝は「印象派の巨匠モネの大聖堂の絵」と判明。そこでルーアン美術館を訪ねます。モネは日によって光が移り変わる大聖堂を28点もの連作で描きました。そのうちの貴重な1点をこの美術館で鑑賞できました。次に向かったのは、大聖堂の向かいにある古い建物。そこにはモネがアトリエ代わりに使った部屋が残っていました。当時、この部屋は女性の下着店の試着室でした。そのため部屋をついたてで遮り、モネは窓辺から大聖堂を眺め、朝から夕方まで絵を描いたという逸話がありました。
モネ・大聖堂
参照
https://www.nhk.jp/p/sekaimachi/ts/NJVPP9ZYK6/blog/bl/pZB30lkaOL/list/
https://www.nhk.jp/p/sekaimachi/ts/NJVPP9ZYK6/blog/bl/pZB30lkaOL/bp/pdPJD7bbk8/