「世界ふれあい街歩き③」ベトナム・ニャチャン～写真と短歌で綴る世界文化紀行
私は「世界ふれあい街歩き」の番組が好きでいつも見ています。番組は旅人の目線で世界の街を「歩く」ことにこだわる番組で、ガイドブックに載っていない世界の街の日常や人々との出会い、発見を通じて「歩く旅」ならではの楽しみが味わえます。口語短歌と写真で綴る番組紀行をして見たいと思いました。
口語短歌
ベトナム・ニャチャン「癒しのビーチリゾート」
「美しい 豊かな海と ビーチには 巨大なパークが 出現するも」
長いビーチは早朝から人でいっぱい！海水浴をする家族連れや砂でリハビリをする女性たち、気功トレーニングをする人々など、さまざまな“朝活”と遭遇します。さらに街の教会では「プロポーズも新婚旅行もニャチャン」という新婚カップルを祝福。港へ向かうと、魚市場で楽しい漁師さんと出会い、造船所では木造船をよみがえらせる職人さんたちの作業を見せてもらいます。午後は、街最大の市場へ。冗談好きなお店のお姉さま方とおしゃべりをし、市場を撮影するカメラマンに誘われ、写真ギャラリーを案内してもらいました。
素朴な漁村に過ぎなかったニャチャンをリゾートに変えたのは、19世紀後半 ベトナムを植民地にしたフランス人でした。豊かな海と美しいビーチに魅せられた彼らは、別荘や大聖堂、駅などフランス風の建物を次々建設します。第2次世界大戦、ベトナム戦争を経て、1980年代に入ると、今度は国を挙げてリゾート開発が始まります。極めつきは、ニャチャン沖に浮かぶ島の開発。街から3km以上離れた島をロープウェイで結び、島をまるごと 遊園地や観覧車が並ぶ巨大なアミューズメントパークに変貌させてしまいました。
参照
https://www.nhk.jp/p/sekaimachi/ts/NJVPP9ZYK6/blog/bl/pZB30lkaOL/list/
