しろじ

主に新潟・秋田の話題です。

たけや新商品 コーヒーフランス

2023-06-26 19:33:17 | 秋田の話題

たけやパンから新商品「コーヒーフランス」が発売されていた。

(実際購入して食べたのが6月上旬なのでタイムラグがありますがご了承ください。)

 

以前「コーヒーづくしのコーヒー」を紹介したように、たけやのコーヒーシリーズに目がない私にとっては非常に嬉しい今回の新作。

家まで待ちきれず車の中で食べたため、車のシートをバックに写真撮影。

値段はコーヒーよりはやや高い。時間がたってしまったので細かい金額は忘れてしまった。

 

 

 

中のクリームは従来のものと同じだと思うが、個人的に既存のコーヒーよりクリームの量が多い気がした。やわらかいパンの方が口の中で混ざりやすく相性がいい思ったが、フランスパンということでよく噛むことによってより長くコーヒーの甘さと苦さを楽しめた。

もともとフランスパンなどの固めのパンも好きな私にとって、今回の新作も非常に満足なものであった。

 

プリントされているように、次回はトーストして頂きたい。


更新されない案内図

2023-06-25 19:10:51 | 秋田の話題

横手市役所の目の前にある市中心部の案内図。

たまたま通りかかった際に目にしたが、情報が古いままだ。

 

 

駅前に拡大。

まず目に入るのが「平鹿総合病院」。

2007年に郊外(国道13号線の西側)に移転している。

跡地は「よこてイースト」として再開発され、交流センターであるY2(わいわい)プラザやスーパーマーケット「アックスフーズマート」などがある。地元の人がこの案内を見る機会は少ないと思うが、だからこそ、観光客にとって交流センター等休憩できるスペースやスーパーが表示された案内というのはありがたいのではないだろうか。ただ、今のままだとそうした情報が届かないためもったいない気がする。

 

次に目に入るのが「横手工業高等学校」。

病院とほぼ同時期の2006年に閉校し、その後敷地は横手高校の定時制課程と秋田県立衛生看護学院の校舎として利用されている

 

 

横手に住んでいるわけではないため、道路の変化を除いて以上の二点以外には気づけなかったが、いずれにせよ15年以上更新されていない。

設置者が誰なのかが分からないが、市の中心部かつ市役所の前であるため、更新した方がかまくらの際なども観光客にとって親切だろう。

ただ、よこてイーストの南側では現在再開発が行われており、図書館やホテルが入る予定である。その完成を待ってから更新するつもりなのだろうか。

 


自動車学校の跡

2023-06-08 11:54:34 | 秋田の話題

前回のブログでは湯沢駅について紹介した。

そのあと、郊外にあるイオンスーパーセンターに寄ってから13号線に戻る途中、自動車学校のコースが視界に入った。

雄物川のすぐそばに広がっている。

普通にコースがあるだけなら気にならないのだが、人が全くおらず閑散としており、コース内の信号も点灯していなかったため、気になって様子を見ることに。

 

 

 

 

 

 

 

 

建物には「湯沢自動車学校」の文字が。コースの状況からも分かるが、既に廃校となっている。

 

二年前の夏、運転免許の最後の学科試験を秋田市の免許センターで受けた。

その時、秋田県内の自動車学校を卒業した人は、どの学校を卒業したのかを回答する欄があった。

県内の自動車学校の一覧が掲載されていたのだが、そういえばその時湯沢市に一つもないことに驚いたことを思い出した。

湯沢は横手、大曲と並んで県南の主要都市であるため、もともとはあったはずだが廃校になってしまったのかと漠然と考えていたがやはりそうだった。

隣の羽後町には自動車学校があるため、湯沢市、東成瀬村、羽後町の旧雄勝郡周辺の人々はそこに通うことになる。

湯沢市内の方が立地的にも人が集まりそうだが、残ったのは羽後町だった。

 

 

一般社団法人 秋田県指定自動車教習所協会のホームページでは県内の自動車学校の一覧を見ることができる。

県南に限って見ると、

 

大曲仙北(4つ)

・大曲自動車学校

・仙北自動車学校

・大曲中央自動車学校

・角館自動車学校

 

横手平鹿(2つ)

・横手モータースクール

・平鹿自動車学校

 

湯沢雄勝(1つ)

・羽後自動車学校

 

といった状況だ。

横手には横手自動車学校、湯沢には今回紹介した湯沢自動車学校がかつてはあったが、「退会しました」と書いてあることから廃校になったことが分かる。

こうしてみると、大曲仙北地域は供給過多の状況なのではないかと思ってしまう。

田沢湖など仙北市の人々は距離的に角館自動車学校を利用する人が多そうだが、それ以外の大仙、美郷に住む人は3つ(4つ)から選べる状況だ。

大曲、仙北、大曲中央は3つ近い距離に位置しているため、生徒の奪い合いにならないのだろうか。

ただ、私の同学年の人を見ていてもうまく三つに分散していたし、父は仙北自動車学校出身、兄は大曲中央自動車学校卒業であるため、長い間うまくバランスをとってきたのだろう。

 

高齢者講習など自動車学校の役目はもはや免許取得のためだけではないが、人口減少が進む今、生徒数の確保にはどこも苦しんでいるはず。

いずれは統合されるということは避けられないかもしれない。

 

 

 

一般社団法人 秋田県指定自動車教習所協会

https://www.akita-adsa.com

 

 

 


湯沢駅

2023-06-07 22:24:19 | 秋田の話題

20歳にして、湯沢駅を初めて訪問した。

 

 

2015年の完成したばかりの新しい駅舎。

リニューアルに伴い橋上駅舎となった。

 

 

券売機、改札付近。

改札は自動改札ではなかった。

みどりの窓口は2022年の春で営業終了となっていた。私が訪問した時間(午前9時頃)は駅員らしき人は確認できなかった。電車の発車・到着時間が近づけば改札に人が立つのだろうか。

写真にはないが、改札の右側には待合室と売店(キオスク)がある。正直、売店もいつまで持つか気にしている。

新潟の加茂駅みたいに、無人のキオスクになる可能性もゼロではない。

 

 

時刻表。

横手、秋田方面は一時間に一本。

新庄方面は二時間間隔になる時間帯も。

昔は奥羽本線の主要駅として特急も停車していたが、山形新幹線開通による奥羽本線の分断、そして秋田新幹線開通による流れの変化によりすっかり衰退してしまった。現在は大曲新庄間は普通電車のみだ。

 

東西自由通路(西口側から)

 

 

駅舎には観光案内所があり、ジオパークとしての魅力の発信の場所となっていた。

湯沢は地熱で有名だ。

 

西口には無料の駐車場が整備されていて、非常に便利だ。

車社会なのだから、同じ県南の大曲駅や横手駅にもこのような無料駐車場を整備してほしい。

 

 

歩いて200メートル程のところにはビフレ(スーパー)がある。

かつてはジャスコだったことが昔の地図から確認できる。

 

 

 

湯沢市は菅義偉前首相の出身地であるため、銅像が設置されていた。

秋田県出身者が首相を務めるのは初めてであり、地元の英雄なのは間違いない。

 

ちなみに、新潟市にも感じが同じ「湯沢町」があるが、イントネーションが異なる。

秋田県湯沢市は、

 

ゆ  わ

 

と、真ん中の「ざ」の音が強くなる。

 

 

一方新潟県湯沢町は、

 

 ざ わ

 

と、最初の「ゆ」の音が強くなる。

 

市と町だと市の方が格上感があるが、スキーの知名度や越後湯沢駅などから現状は新潟県の湯沢の方が全国的な知名度は高そうだ。

秋田の湯沢も負けていられない。


道の駅うご

2023-06-07 15:03:44 | 秋田の話題

県南をドライブしている途中、お昼休憩として「道の駅 うご」に立ち寄った。

「端縫いの郷」

端縫いとは西馬音内盆踊りで踊り手が着る衣装のことである。建物の概観もそれに由来する。

 

2016年にオープンしてすぐ訪れたとき以来のため、約7年ぶりだ。

到着したのは水曜日の12時頃。

平日ではあるが、お昼時ということもあって駐車場はほぼ満杯。空きを見つけるのも一苦労。

ここの目玉は何といってもセルフ式の西馬音内そばだ。

西馬音内そばは「布海苔」をつなぎに使用しているのが特徴。

「冷やがけ」で食べるのが地元流ということで、冬でも冷たくして食べるのだろうか。

自分も七年ぶりに食べてきた。

 

 

名称は端縫いダイニング。

セルフ式ということで、丸亀製麺やはなまるうどんとシステムはほとんど一緒。

そばを口頭で注文し、てんぷらやおにぎり、小鉢など好きなものを自分で選び最後に会計。

現金のみなのが意外だった。ただ、開店した2016年はまだそこまでキャッシュレスが普及していなかったため仕方がない。今後更新されることを願う。

フードコートの様子も写真に撮りたかったが、あまりにも人が多かったので今回は控えた。

お年寄りの方が多かったが、仕事中と思われる方もちらほらといた。

 

 

今回食べたのは、冷やかけそば並(700円)とまいたけのてんぷら(180円)。ねぎは無料。

そば一杯で700円は高いと思うかもしれないが、ここで提供されているのは羽後町名物の西馬音内そば。

普通のそばよりもコシが感じられて、とてもおいしかった。

 

てんぷらやおにぎりがあるのは他のセルフ式の飲食店と同じだが、それに追加して総菜や小鉢も100円~200円程度でかなりの種類あった。それぞれの好みで追加するのも面白そう。

隣にはジェラート屋さんもある。気温が上がり夏本番を迎えるこれからの季節、ますます多くの人で賑わいそうだ。

 

他の道の駅と同じように、地元の特産品などの販売エリアも完備。こちらも大勢の人がいた。

 

秋田県内で初めて東北道の駅大賞を受賞。今年の4月には来場者500万人を達成。先日さきがけ新聞が行っていた道の駅人気ランキングでも一位に輝くなど勢いが止まらない道の駅うご。インターチェンジのすぐ近くといった訳でもなく、正直立地はそこまでいい方ではないと思うのだが、なぜここまで人気なのだろうか。

考えられる理由の一つ目は、観光客だけでなく地元の人々も日常的に利用したくなる道の駅だからだ。端縫いダイニングはセルフ式であるため待ち時間も少ない。いわばファストフード感覚で地元の特産品であるそばを食べることができる。この手軽さが日常的な利用につながっているのだろう。特に、お年寄りの方が友人などと集まって食事をする場所には持ってこいだ。

二つ目は、建物のシンプルさである。長方形の建物一棟の中に販売エリアも飲食エリアもトイレもすべて入っている。移動がしやすいと潜在的なストレスも少ないため、その分消費行動などにもプラスの影響を与えるのではないだろうか。多少強引かもしれないが、「誘導」という面から考えるとあながち的外れなことでもないだろう。

 

別の目的地に行く途中に立ち寄る場所として道の駅が利用されることが多いが、ここは道の駅自体が目的地として機能しているといっても過言ではない。今後の地域活性化のヒントにもなりそうだ。