学校の生徒数は、その地域の地理的状況や人口動態を表す指標の一つだ。
今回は新潟市西区の小学校19校のデータを見てみた。
行が小学校名、列が年度(令和5年から令和11年まで)
現在児童数が最も多いのは内野小で、しばらく首位は変わらない予測。
令和5年度の児童数を可視化。
最大値・・・827(内野小)
最小値・・・27 (笠木小)
中央値・・・387
平均値・・・393
最大の内野小と最小の笠木小は学区が隣接しているが、かなり差が出ている。
トップ3が内野小、五十嵐小、西内野小と新潟市街地の西側端側エリアで構成されている。
これらの小学校や新潟大学があるエリアは、スーパーが多くて買い物がしやすい。
駅、バイパスのインターも近いため、かなり生活しやすい(私も内野小学区に現在居住中)。
ここより新潟駅側は道路が少し込み入っている所が多い(特に寺尾、小針、西大通りより海側など)印象であり、特に車をよく使う家族連れなどにとっても内野周辺エリアは住みやすいのだろうか。
続いて令和11年度。
最大値・・・644 (内野小)
最小値・・・17 (笠木小)
中央値・・・318
平均値・・・332
最大、最小(最多、最少)は変わらず。
トップ3は内野小、五十嵐小、坂井輪小とやや変動あり。
最後に令和5年度から令和11年度までの児童数の変化率(増減率)を可視化。
山田小、小瀬小、木山小は増加との予測。
ただ、それ以外は減少となっている。
減少率ワースト2位は近年新しく開校した新通つばさ小。
信楽園病院周辺の新興住宅地などが主な学区だと思われる。新通小の児童数の過剰を踏まえて作られたが、数年で落ち着くことを見越して小学校以外にも公的な施設として使えるように校舎が建設されているはずだと近所の人から話を聞いたことがある。
ただ、現在小学校のすぐ近くに別の新興住宅地が整備中であり、そこに入居する人々はこの予測に反映されていないはずだ。実際はこの予測よりは減少数が少ないのではないかと私は見ている。
データは新潟市ホームページより入手。
https://www.city.niigata.lg.jp/kosodate/gakko/gakko_keikaku/suikei.html
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