6月28日近畿地方も梅雨が開けてしまいました。近畿地方の梅雨の期間は例年5週間ほどですが、今年は2週間と過去最短とのことです。そして今朝は一斉にクマゼミが鳴き出し大合唱を始めました。神戸は飲料水不足になる心配は余りありませんが、早くも給水への出水制限の話が出ている地域もあるようです。今後、農業用水や水力発電への影響も心配です。例年野鳥達は梅雨が開ける頃までには大概繁殖活動を終えますが、余りにも早い梅雨明けに戸惑っていると思います。神戸は大震災後の復興工事で街路樹や集合住宅周りの植栽に大量の苗木が九州から運び込まれました。セミの幼虫もその時運ばれたようです。昔は阪神地区ではアブラゼミやミンミンゼミが鳴いていたような気がしますが、苗木の土と一緒に運び込まれたクマゼミの繫殖により姿を消してしまいました。アブラゼミやミンミンゼミの鳴き声を聞くには震災後も植栽など必要なかった山の方に行かないと聞くことが出来ません。今日はそんなクマゼミの鳴き声を録った動画を見て下さい。暑さを増幅させるクマゼミの大合唱です。
https://youtu.be/LzzvsMB75Io
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