今日9月9日(日)は、いわき市T第一応急仮設住宅地区にて「芋煮会」を行いました。
「芋煮会」というと東北にご縁のない方はぴんとこないかもしれませんが、秋になると東北地方では、河川敷などにグループで集まり、取れたての里芋をふんだんに使って大きな鍋にけんちん汁、豚汁などを作り、みんなで味わう行事で、その光景は季節感あふれる風物詩となっています。 → 【芋煮会】
今日の主催は、この仮設住宅の自治会と、市の社会福祉協議会の皆さん、そして毎週水曜日にカフェ活動を行っている私どもの団体、三者の共催です。
合わせて鉄板焼きや、おにぎり、かき氷も作りました。
用意したおにぎり用のお米は32キロ、肉は牛・豚・鶏合わせて45キロ。
9月とはいえ東京同様強い日射しが照りつけ、みな汗びっしょり。
秋とはとうてい思えない会になってしまいましたが、子供たちも大喜びで楽しいひと時を過ごしました。
この住宅地区はほとんどが津波で家を失った方々です。話を聞けば、それぞれの人がそれぞれに壮絶な体験を持っています。
津波被災の沿岸一帯は、今後、防波林、防波堤を整備した緑地帯として整備し、住宅のあった土地は県が買い上げていく手はずが整いつつあります。
明後日11日(火)は大震災からちょうど1年半を迎えます。
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