先週、園近くの大型スーパーの厨房、保存庫を初めて見学に、年中組が11月8日(火)に、11日(金)に年長組がそれぞれお邪魔しました。
パン作り、ピザ焼きのところからスタートして、お弁当、精肉、野菜、鮮魚…店舗の裏をぐるっと一巡り。とりわけこんなことまで園児に体験させてもらえるのかと思うようなお弁当の値札・製造ラベル貼り、握り寿司のシャリを自動にぎり機から取り出したり、豚のバラ肉を部分を丸ごと持たせてもらい、氷点下20度の冷凍倉庫へ入れてもらったり、大きなブリの頭を切り落とし、三枚におろすところの「解体ショー」、挽肉やスライス肉がつぎつぎ出てくる機械、山のように箱が積み上がった白菜、大根の倉庫、原料物資を上げ下げする専用の大きなエレベーターにも乗せてもらいました。プレートに乗った肉を機械に乗せると、瞬時にラッピングと重さに応じた値段ラベルがついて出てくる機械などなど…、夢中になれた1時間でした。
最後は、店内にもどってレジ打ち(バーコード読み取り)もさせてもらいました。
厨房に子供たちが入るというのは、仕事がやりにくいに決まっているのですが、各箇所でやさしく迎えてくださいました。
店頭にならぶまでに、多くの人の手がかかっているということや、また「既製品のお弁当」と私たちは一言でいいますが、裏でやっているのは、原材料を切って、煮て、ゆで、炒め、揚げ、というごく普通の手作り料理の過程だということを改めて知りました。
子供たちにとっての初めての「生活科見学」。お店に並んだ品を見る目が変わることでしょう。
スーパーの皆様に心から感謝申し上げます。