井草とは、畳の材料の藺草(ゐぐさ)のことではなく、藺草も含む、水の湧き出るところに生息する葦や萩、荻…等々のあらゆる草の総称という説が有力であること、現在の井草・上井草・下井草の住所から離れているのに、幼稚園に「井草」と名付けたのは、このあたりが江戸時代、上井草村と呼ばれていたことから……ということでした。
さて、この一帯、桃井・井荻・井の頭・井口など井のつく字が多いことから水にゆかりの深い土地なのですが、他に水に関係する地名が付近にないかどうか考えたところ、杉並区では「清水」「和泉」「天沼」、"観泉寺"、練馬区の「石神井」「大泉」、西武新宿線では新井薬師の「新井」「沼袋」「中井」など色々あることに気付きました。(「高井戸」は当て字のようですのでちょっと候補からは外します。)
水の湧き出るところはある種の聖地でもあります。
地名の由来を知って、その地の自然を大切にしていきたいものですね。
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