まわりの街並みの雰囲気がいかにも下町なのもよいところです。見学者向けに「読売新聞スカイツリー前分室」というのがすぐ川沿いにできて、自由に入れます。建設の最初からの写真が展示してあり、これまでの記事をスクラップにしたものが100円で売られています。また、建設前からの写真をぱらぱら漫画のように連続して見る本の第2版が今年11月頃に発売されるとのことです。
道端では、缶チューハイ片手にべろんべろんに酔ったおじさんが、気持ちよさそうに大きな声で講釈しています。「今の高さは438メートル！。500メートルになるのは11月ごろ！！」 普通だとこういう人は敬遠されそうなのですが、名物おじさんなのでしょうか。親しげに質問されたり話しかけられたりしています。
今日も真夏日、見物人はそれほど多くありませんでしたが、見上げてカメラを向ける人、自転車で通りながら上を見上げていく地元の人……みんな希望に満ちたようないい顔をしています。
