井草幼稚園 ブログ*零れ話つづれ織り~ こぼればなし・つづれおり

ちひろ美術館を訪れて

いわさきちひろさんと言えば、これまで一度は目にされた方も多いとは思いますが、生涯子どもをテーマに絵を描かれた事で有名な日本の画家・絵本作家です。


夏休み、私は予々から興味のあった練馬区下石神井にあるいわさきちひろ美術館に訪れようと思いました。ですがもう一つ、長野県安曇野市にもちひろの美術館があるという事を耳にし、この休暇を利用するならばとそちらに向かう事にしました。

長い道のりの先に見えてきたのは、広大な敷地の中にひっそりと佇む建物でした。建物の周りには、草原の中に小さく流れる川や花畑など、のどかな風景でついついそちらにも目を奪われてしまいます。




中へ入り受付で入館料を払うと(大人:800円)ちょっとしたちひろの絵の印刷された紐付きの紙を渡されます。目印になる所に付けて下さいと言われ、それがあればその日1日は何度でも再入場が出来るそうです。



入ってすぐの所にお土産コーナーがあるのですが、見たい気持ちを抑え中に進んで行くと、早速様々な絵が展示されています。しかしそれはちひろの作品ではなく、子ども達が描いた絵を飾ってある物でした。またその先には、カフェなどのちょっとした飲食が出来る場所、色々な絵本が置いてある図書館のような場所、小さい子ども達が遊べるようなスペースなどがあり、親子で来てもゆっくり楽しめるような造りになっています。

そういった空間から少し扉を抜けて入れる場所があるのですが、ちひろの絵はそこに展示してありました。夏休みで人も多く賑やかでしたが、そのスペースだけは雰囲気が異なります。絵だけでなく、ちひろの生い立ちに触れながら見る事が出来るようになっており、時を忘れて見入ってしまう方が多いような印象でした。しかしそこはちひろ美術館、可愛らしい絵に、微笑む声や笑みがこぼれる暖かい雰囲気でした。建物内はほぼ全て撮影禁止になっている為、お見せする事が出来ないのが残念ですが、他にもちひろが影響を受けた画家、作家などの作品なども数多く展示されています。


これまで何気なく絵本などで目にし、柔らかくて温かみのある絵だな、位にしか感じていなかったものが、その人物の背景を知った上で見ると、また少し印象が変わり、絵に奥深さを感じる事が出来ます。

最後に日本で一番売れた本と言われている、黒柳徹子さんの『窓ぎわのトットちゃん』。絵はいわさきちひろさんによるものです。

そんなベストセラーを実は読んだ事が無く、先日偶然にもTVで特集されており、これを機に読みたいと思っていました。というより今すぐにでも読みたいのですが、区の図書館では全て貸出中となっており、購入を考えている所です(._.)

こちらの感想はまた後日という事で、、
以上、ちひろ美術館を訪れて、でした!
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