「栞」「雑記」「雑感」「断片」「随想」「断想」「挿話」……
そのうちに「こぼればなし」という言葉がうかんで、辞書を引いてみると
こぼればなし《零れ話》=【本すじとは直接関係ないが、ちょっとしたおもしろい話】【包みきれずにもれ出ること。少量でもいう】とありました。「涙がこぼれる」「笑みがこぼれる」「木々の間から日差しがこぼれる」…零れる…コボレル…きれいな言葉です。
それからまた思いついたのは 「詩をつづる」「想い出をつづる」と言うときの、
綴る、ツヅリ……これも美しい語感です。辞書を見ていると「綴り」の隣に「綴れ織り(つづれおり)」という語がありました。「色糸で模様を織りだした織物。帯などにする」、と。(『角川必携国語典』より)。
それで、これに決めました。
“零れ話つづれ織り”-きれい過ぎるでしょうか。
どこへも包みきれないような とっておきのお話が並びますように……
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